バイオ技術者認定試験合格者続々!

嬉しそうな笑顔で写っているのは、生命バイオ分析学科2年生のDさん。
彼女が手にしているのは、「中級バイオ技術者認定試験」の合格証です。おめでとう!!

この資格試験は、日本バイオ技術教育学会が実施する認定試験であり、
遺伝子組み換え技術や細胞融合技術、生物などの利用技術、またそれらの安全管理に関する知識を証明するものであり、
将来バイオ技術者として活躍する上では取得しておきたい資格です。

(その資格試験当日の様子や、それまでの勉強の道のり(取得対策)については過去のブログをご覧下さい。)

Dさんは既に大手食品メーカーへの就職が決まっており、(チキンバーやミートボールなどでお馴染みのメーカーです。)
この3月に卒業、4月から社会人デビューです。
その巣立ちに向け、できる限りのスキルアップをしておきたいということで今回のチャレンジとなりました。
「頑張った分、しっかり成果が残せて嬉しいです!」と笑顔で語ってくれました。

自信をさらに手に入れたDさんの今後の活躍に、乞うご期待!ですね(^^)

先生もスキルアップ!

さて、「春休みなどの長期休暇中、先生たちは何をしているの?」とはよく聞かれる質問ですが、
もちろん遊んでいるわけではありません(笑)。
次年度の準備や成績関連業務、その他、学外の方を対象としたイベントの運営など、様々な業務を行っています。
とはいえ、授業・実験がない分、比較的時間が取りやすいこの時期、
先生もスキルアップのために時間を取ることがあります。

今日は、すくろーす先生が分析機器に関する講習会に参加してきました。
下の写真はそのテキストと、修了証書。(すくろーす先生の本名が載っていますね・・・)

テキストに書いてある「HPLC」とは、高速液体クロマトグラフの略であり、
液体中に含まれる成分を分析することができる分析機器です。
医薬品企業や食品企業等幅広い企業の現場で使用されているため、本校の学生は1年生の時点で全員この機器の使用方法を習得します。
(その他、本校にある分析機器はこちらのページでご紹介しています。
 これは一部であり、他にもバイオ系の機器など多く揃っています。)
この機器を製造している島津製作所が開催している講習会にすくろーす先生は参加し、
「分析機器も日々進化しているので、その時代にあった指導ができるよう、しっかり勉強してきました!」とのこと。
テキストにびっしり書き込みをされている様子は、まるで学生のよう・・・

先生も学生に負けないよう、スキルアップの日々なのです。

中学生が、自分の未来を見つける!「職業体験学習」

さて、実は、今日は小さなお客様を大勢お迎えし、大きな実験会が開催されていました。
本日お迎えしたのは、八尾市立大正中学校の1年生!その人数は、なんと約60名!
本校学生も元気いっぱいとはいえ、やはり中学一年生に比べると随分大人・・・
やんちゃ盛りの60名が集まると、学校は弾けんばかりの明るさに包まれました。

彼らの来校の目的は、「職業体験」を行うことです。
まだまだ「将来の夢」を考えるには早い時期ですが、今のうちにいろいろな職業を知り、
そしてその体験を行うことで、早い時期から職業観を養おうという目的の元、
本校では「化学者」という仕事を知っていただくため、約90分間の化学者体験に取り組んでいただきました。
(実はこの中学校から実験会受け入れのご依頼を受けたのは2回目。昨年度の様子はこちらをご覧下さい。)

 

参加した生徒さんからいただいたコメントを一部ご紹介しましょう。

 ・自分が口にしているものも、元は化学の力でできたものということに驚いた。
  思っていたより楽しい体験で、知らないこともたくさん知れて良かった。
 ・化学は大切だとわかってよかった。
 ・化学があっての、今なんだなぁーと改めて、わかった!
  今日の講演を聞いて、前よりももっともっと化学に興味をもてた!
 ・化学は何でもできるんだなぁと思った。
 ・実験が好きなので、物を作るのが楽しかった!
 ・今まで化学者のおかげとか思わなかったけど、今日、気づけました。
  いろいろな物を作ってくれて、ありがとう!
 ・実験がとても面白く、これからの進路や将来の夢の参考になりました。

たった90分のあっという間の時間でしたが、
生徒さんたちはたくさんの笑顔と驚きの表情を溢れさせており、
これからの夢探しのお役にたてたのではないかと思います。

模索は今、始まったばかり!ぜひご自分にピッタリの進路を探してくださいね!
こちらはお見送りのシーン。

写真に写っている4名の他、2名を加えた合計6名で今日は対応させていただきました。
今日はどうもありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています(^^)/

byアビー