今日から授業が始ました。

こんにちは。ぱすたです。今年度より日本分析化学専門学校の先生の一員になりました。
よろしくお願いします。
今年度は、1年生の資源分析化学科と有機テクノロジー学科の担任をさせていただくことになりました。みなさんの楽しい学校生活をサポートしていきたいと思います。

さて、本校では、今日から平成24年度の授業・実験が本格的にスタートしました。1年生にとっては、今日からいよいよ化学者への道のりがスタートするわけですが、まず、彼らの一日はCT(Communication Time)から始まりました。CTは、担任から様々な連絡を行うための時間です。6階の教室に入り、教壇に立ったわたしが挨拶をすると、「おはようございます!」と学生からは力強い挨拶が返ってきました。挨拶は社会人としての当然のマナーであると同時に、元気な挨拶は1日を前向きにしますので、わたしは、学生にはしっかり挨拶ができる人になってもらいたいと思っていました。学生達の挨拶を聞き、今日一日のスタートと、卒業までの二年間のスタートを、とても良い形で切ることができたと強く感じました。


そしていよいよ授業が始まりました。わたしは今日、2年生の有機テクノロジー学科の、「医薬・食品成分実験」の担当をしていました。下の写真はガイダンスの様子であり、一緒に担当しているバッテン先生が、今後の実験内容やポイントについて指導を行っているところです。この学科の学生たちが身に付ける有機合成という技術は、『料理』と同じで、操作を間違えずに行うと、必ず成功するものです。バッテン先生は、最先端の材料の説明も交えながら一生懸命、気合が入った説明をされており、学生と一緒に聞きながらわたし自身の学生のときを思い出しました。

やはり、やや緊張の残る1年生と比べ、2年生は落ち着いた様子で聞き入っていました。また、就職活動のために不在にしている学生がいたり、バッテン先生も「就職試験においてもこれは重要」などと、就職を意識した授業展開をされており、わたしが担任をしている1年生も、1年後にはこのようになるのだな、と感慨深い思いがしました。

そして、授業が全部終了すると清掃があります。
再び1年生の教室に戻り、わたしも清掃の指導に当たりました。ほうきとちりとりを持って1日使った教室をお掃除中です。もちろん黒板もきれいに掃除します。写真中央で黒板の清掃をしているO くんは、「僕が担当する日は、黒板を1週間のうちで一番きれいにしてみせる!」とかなり張り切っています。気合いが入っています。正しいデータを出すためにも、化学者にとって掃除は基本中の基本。ここで目の当たりにした気合は、彼らの化学者としての素質そのものです。頼もしいですね。



1年生にとっては初めてのことが多く、分からないことがたくさんあります。分からないと気には1人で考え込まず、何でもわたしたち先生達に気軽に相談してくださいね。

Byぱすた