もうすぐ2年生、就職活動真っ盛り!

昨日は春分の日でした。学校はお休みでしたので、このブログの更新もありませんでした。
今日は寒いながらも晴れた一日で、桜のつぼみもふくらみ、早いところでは桜の花がちらほら咲き出しています。
桜の花が満開になるのも、もうすぐですね!
そんな一日、本校の資料室では、もうすぐ2年生になる学生たちが就職活動を行っていました。



その中の一人、生命バイオ分析学科のS君はジェネリック医薬品を製造している企業への就職を希望しており、
本校に求人が来ている企業に出すための履歴書を作成していました。
そんなS君にこの企業へ就職を志望する動機を聞いてみると、
「みんなに安く、そして安心して医薬品を使って欲しい。」
ジェネリック医薬品を作っている企業はたくさんありますが、
この企業が製造している医薬品は自分も高校生の時に使用したことがあり、
とても効いたので、自分もその医薬品を製造する一員になりたい」という思いがあるそうです。
そのため、この企業の品質管理職への就職を希望しています。
S君は自分を売り込むために何ができるのかを考えていました。

本校にはたくさんの企業から求人票を頂いていますが、いただいた求人票を
そのまま学生に紹介することはありません。
いただいた求人企業の採用担当者に、普段は学生の授業や実験を担当している就職担当の教員が電話をかけ、
学生たちが本校で学ぶ知識や技術を本当に活かすことのできる企業かどうかを確認した上でしか、
学生に公開しません。
また、求人票をいただいた企業に学生を紹介する場合も、企業が望む人物とマッチングしているかどうか、
学生の意気込みや学生の得意分野などをよく知っているクラス担任が中心になって検討した上で、
企業に学生を紹介します。
そのため、学生と企業とのミスマッチが防げる体制をとっています。
そして、学生を企業に紹介してからも学生が内定するまで、担任以外の教員も一緒になって、
文字通り学生と教員が二人三脚になって就職活動を進めていきます。


S君以外にも就職を望む学生が毎日、登校してきます。
そのたびに、教員は学生と一緒になって就職指導を行っています。

桜の花の開花よりも学生一人一人の「サクラサク」を心待ちにしている教員たちです。

by バッテン