一泊オリエンテーション2日目 〜夢へ向かって進んだ第一歩〜

昨日に続き、1年生の一泊オリエンテーションの様子をお伝えします。

昨日の疲れが出るかと心配しましたが、
朝、全員元気な姿を見せてくれました。

気持ちの良い晴天の中、野外で少し体を動かし(ラジオ体操)、
全員で記念写真を撮りました。
2年または4年後にこの写真を見れば、夢に向かう出発点であったことを
思い出すに違いありせん。

ラジオ体操の後は、希望者が昨日の感想を発表しました。
1年 資源分析化学科のM君は、
「色んな思いを抱き、本校への入学を決めたが、
一泊オリエンテーション初日(昨日)のプログラムを通して、
改めて入学してよかった」と、
自分の気持ちを語っていました。

緊張する中、人前で話そうと思ったその勇気が、素晴らしいことだと思いました。

次は、グループ討論です。
数人のグループに分かれ、
一つのテーマについてディスカッションを行いました。
教員はディスカッションには一切入らず、学生だけでグループリーダーや書記を決め
進行します。

どのようなディスカッションが行われているか、少し心配に思っていましたが、
部屋を見てみると、想像以上に活発なディスカッションが繰り広げられていました。
テーブルに乗り出し、意見交換をするチームや、
黒板を上手に使ってまとめるチームなど、様々でした。

どのチームも、グループリーダーを中心に、
全員が意見を出し合い、一つの答えを導き出すために、
議論を重ねていました。
写真は、その時の様子です。

ディスカッションを終えれば、各チームの代表が全員の前で
発表をします。
発表時間は、各チーム90秒です。
「90秒」と聞くと、短いように感じますが、
実際に話してみると長いものです。

しかし、どの学生も解り安く伝えるためにはどのように話せば良いか、
よく考えた上で発表していました。

この中で、最も優れた発表をした班を表彰します。
その様子は、後ほどお伝えします。

続いて、校長先生の講演です。
企業がどのような人物を求めているのか、
就職活動で勝ち抜く秘訣など、今後の学生生活を送る中で、
どのようなことを意識すればよいのか、
示していただいた講演でした。

学生は、メモを取りながら、真剣な眼差しで講演を聞いていました。

最後は、表彰式です。
飯盒炊爨の優秀チームと、グループディスカッションの優秀チーム、
上位3チームが校長から表彰されました。

どちらの賞も、上位3チームは接戦でした。

最後の退所式では、2日間を経て感じたことを、
学生が志願し発表してくれましたので
紹介します。
「本当は、一泊オリエンテーションに出席したくなかったけど、
来て良かったです。
2日間を通して、諦めた夢にもう一度チャレンジしようと思いました。」

「様々なプログラムを通して、多くの人と話ができて、
友人を作ることができました。楽しかったです。」

「友人や先生の話を聞くことができて、人の生き方を学ぶことができました。
これからも宜しくお願いします。」

などなど、時間の関係上数名に留めましたが、
時間に制約がなければ、
いつまでも志願の手が挙がったのではと思います。
すでに二日間の効果と成長が見て取れます。

本校へ入学した目的を見直し、
改めて2年後または4年後の目的を定め、
その目的を達成するためには、何をするべきか気づくことができた
2日間になったと思います。

大きな一歩を踏み出した皆を、全力でサポートしていきたいと思いました。

by せんぱい