友人と楽しく試験勉強と引き継がれる研究内容!

今日は前期中間試験2日目でした。
お昼までの時間割だったのですが、学生たちは教室で昼食を食べたあと、友人と一緒に勉強していました。


試験の感想や明日への意気込みを聞こうと学生に近づいていくと、「先生、質問があります!」と明日の試験内容に関する質問をされました。
質問された内容について、黒板を使って説明していると他の学生もその内容を聞きにくる状態でした。
試験期間という学生にとってはあまり好きではない時期かも知れませんが、その期間を使ってどんどんと知識を吸収していく学生たちでした。

明日の試験も頑張ろう!

医療からだ高度分析学科の4年生は、卒業研究?の中間発表に向けて指導担当のぽてと先生と話し合っていました。

中間発表とは、研究途中の内容を発表することで、今まで研究していた成果を見直すとともに、
色々な分野を経験してきた教員から研究内容についてアドバイスをもらう機会です。
中間発表を通じて実験方法や分析内容の確認を行い、これ以降の研究内容を濃くするために行われます。
4年生の研究内容は昨年度までの卒業研究を引き継いでいるのですが、その理由をMくんに聞くと、
「この研究は自分たちが2年生の時から知っていて、4年生になったらどうしても引き継ぎたいと思っていた内容なのです!」
と答えが返ってきました。
また、「この研究は3年以上研究が続けられていて僕達の代で完成させたいと思っています。」とも言っていました。
4年生が研究している内容は、重油などの石油成分を分解する自然環境中に存在する微生物を探索するというものです。
この研究が達成すれば、海洋中に流れ出た重油などを環境の汚染を出来る限り軽度に抑えて分解できるようになるそうです。


先輩の研究内容を引き継ぎ、より大きな研究成果を得ようとする4年生たちでした。

夕刻に卒業生が来校しました。
彼女は2年前に生命バイオ分析学科を卒業したTさんです。
現在、表面処理に関する業務を行っている企業に就職しています。
学生時代の担任であった、ぽてと先生と1年生の時に授業や実験を習ったあずみ先生と学生時代の思い出を語り合っていました。

今、Tさんは公害防止管理者の資格取得に向けて勉強しているそうです。
学生時代に身に付けた知識をもとに資格取得の勉強をしていると、学校が懐かしくなって来校したそうです。

試験期間中の学生の様子と中間発表の準備を行う4年生、そして来校した卒業生を紹介しました。

by バッテン