うわっ、懐かしい臭い!

まだ梅雨明けしていない大阪ですが、今日も暑い一日でした。
朝、学生から危険物取扱者の国家資格試験に合格したことを聞かされ、ハッピーな気分で一日は始まりました。次の資格取得へGO!
昼からは、1年生の基礎化学実験を担当しました。
本日のお題は“液体クロマトグラフィー”。
ある種のビタミンの分析を行いました。
今回のビタミンは特有の臭いがするものであり。
学生が、クンクンと嗅いでみると、“あっ、どこか懐かしい臭いがする!”
“あっ、○○○○(風邪薬の名前)!”いままで、臭いで覚えていた風邪薬。
正体はこのビタミンだったのです。臭いが伝えられないことは残念です。
物質特有の臭いを知っておくことは化学者として大切なことです。
今回の臭いは、危険な臭いではありませんが、
危険な臭い、そうでない臭いかを嗅ぎ分けられる様にしておけば安心へとつながるわけです。
まず、この物質はこんな臭いがするのか知る必要があります。
かといって、何でもかんでも嗅げばいいというわけではありませんけど...
とにかく正しい知識を身に付けようということですね。
by クリオネ