2週間ぶりの機器分析化学実験

今日は1年生資源分析化学科のデータ解析法、生命バイオ学科の機器分析化学実験を担当しました。
先週は分化祭で金曜日の授業がなかったため、なんだかすごく久しぶりのような気がします。機器分析化学実験では5つのグループに分かれローテーションで実験を行っていますが、今週からは2つめのグループを担当することになりました。私の担当する赤外分光光度計は、ほかの「何の中に何が何mg入っている」ということを調べる機器とは違い、「いま調べているのはどんな分子か」を調べる機器なので、みんな少々とまどい気味です。授業ではもうちょっと先でやる項目ですし、少し難しいかも知れません。
しかし我々化学者の仕事は量を調べるだけでなく、物質の正体を調べることも重要です。特に生命バイオ学科の人たちは、生命や生活に関わるさまざまな有機物を取り扱う技術者になるのですからじっくり学んで欲しい項目です。
この赤外分光光度計やNMRなどの機器の原理をしっかり学んで、将来病気の特効薬や新しい栄養素などの第一発見者になって欲しいですね。
来週から後期中間試験で気が気でない人も多いかと思いますが、実験の時には実験に集中する、それのできるみんなはきっとしっかりとした実力を身につけれるでしょう。ガンバロウ。

by ドラ一郎