報告書を書くまでが実験

TLCでクローブの香り成分を分析

本校の自慢できる点はたくさんあります。その中で一番の自慢は、実験がたくさんあるということです。週5日授業がありますが、その内の2日間は、丸一日実験の日です。

実験の準備を朝始めて、午後に結果が得られると言うのが一般的なスケジュールです。しかし、バッテン先生と私の担当する基礎有機化学実験と有機合成化学実験は、テーマによって複数日にまたがることもあります。

午後には実験が成功したかどうかが分かりますが、そこで実験が終わりではありません。実験は、どのような操作をし、どんな結果が得られ、実験の目的が達成できたか第三者が読んで分かるようにまとめた報告書に当たるレポートを作成して本当の終了です。

二年生になれば、レポートの作成技術も実験と同様に上達し、分かりやすいレポートが作成されます。しかしもうちょっと修正すれば、もっと良くなるというレポートがあります。そこで実験はちょっとお休みしてレポートをブラッシュアップするレポート日が設けられています。

前期の実験も大体中間に差し掛かったので、明日は基礎有機化学実験のレポート日です。

そのため今日は、どこを修正するともっと良くなるかレポートの添削を行ないました。

by めざせ!関西人