環境への影響を考えながら研究

研究調査にはインターネットの活用が不

本校では、二年生の後期に卒業研究をします。

つい先日前期中間試験が終わったばかりで、後期はまだまだ先に思えてしまいます。しかし卒業研究に関しては、前期の初めから実質的にスタートしています。

現在は、それぞれの学生の研究テーマが決まり、そのテーマで研究を具体的に実施するために必要な実験操作のPFDを作成する段階です。

PFD? PDFの間違いでないかと思われるかもしれませんが、PFDで間違いありません。

PFDとは、研究の各操作によって環境にどんな影響を与えるかを事前に考えておくことです。例えば器具を洗浄するだけでも、水道水を使用し、イオン交換水で濯げばイオン交換水製造装置を駆動する必要があり電気と水道水を使用することになります。

このようにただ実験操作を考えるだけでなく、その結果環境に対してどのような影響を与えるか一つ一つそれぞれの学生が考えています。

ただ実験操作をおこなうのでなく、その結果どのような影響を環境に与えるか深く考えて、同じ操作ならばできるだけ影響の少ない方法を探し実験方法を組み立てています。

by めざせ!関西人