先生が職業教育を実践!

床を磨く私

学生が夏休みに入った先週は、3日連続で大切なイベントを実施し無事終了しました。一年で最も重要と言っても過言ではない3日間が終わり、ホッと一息、と言いたいところですが、今日は年に二回の大掃除の日。例年、学生が夏期休暇中のこの時期と、冬期休暇中の年末の二度行います。
大きな学校では、清掃会社に委託するという例も珍しくありませんが、本校では清掃も職業教育の一環。精神論として「場を清める」ことも重要ですが、埃だらけの汚れた部屋で分析したデータが信頼に値するかというと、?ですね。ですから、きれいな環境を整えることは分析化学者としては当然のこと。本校では放課後、学生たちが社会人教育の一環として清掃を行い、分析化学者としての素養を磨くのです。
「先生が偉そうに観察だけして、学生に掃除をさせて」教育と言えるかというと、これも?。私たちが実践してやることが本当の教育です。今日は全教職員が朝から晩までその実践である大掃除に臨みました。格好良く言うと、私たち教職員も、社会人として、教育者として、化学者として原点に戻る一日。
もちろん、私も校長に相応しくない格好で掃除をしております!しんどいのも事実ですが、普段やらない所をきれいにした後は本当に気持ちがいいですね。写真は、正面玄関につながるホールを私が磨いてるの図です。
暑い一日でしたが、今は心地よい疲れを感じています・・・なんて終わったから言えるのですが(笑)。とにかく今は冷たいものが飲みたいです!
by かりめろ