先生と学生のコミュニケーション

生命バイオ分析学科の教室

 寒い日が続きますが、学生は元気です。
 授業開始前、生命バイオ分析学科2年生の教室をのぞいてみると、Yくんが笑顔で窓のブラインドを開けていました。この教室は南側全面が窓であり、天気が良いと冬でもかなり暖かく、太陽の恵みを一杯に感じることができる教室なのです。
 教壇には担任のバッテン先生。もうすぐCTが始まります。
 CTとはコミュニケーション・タイムの略で、毎朝、担任の先生が自分のクラスで行ないます。学生は、担任の先生から連絡事項を聞いたり、また、レポートを提出したりしますが、ここで、聞いたことをメモしたり、提出物の期限を守ったりするという習慣が身につくのです。入学当初はメモをとる習慣のなかった学生もいましたが、CTの甲斐もあってか、全員の机の上にはノートが用意されています。
 もう一つ、忘れてはならないのが挨拶や返事の習慣。CTでの朝の元気な挨拶から本校の一日は始まるのです。外は冷たい風が吹いていますが、Yくんがブラインドを開けてくれた窓から、明るい日差しが入ってきます。まもなくチャイムが鳴り、CTが始まります。寒さに負けず、今日も元気に頑張りましょう。

by水の都