まだまだ続く卒業研究

卒業論文作成風景

昨日、卒業研究発表会が実施され、化学分析コースの2年生も堂々と発表を行いました。平日コースは卒業論文の提出も終了し、これで全てが終了しましたが化学分析コースはまだ卒業論文の提出が残っています。提出期限までにはまだ若干の余裕がありますが、全グループとも一日でも早く完成させ提出したいとの思いから、今日の卒業研究の授業でも懸命に作成に取りかかっていました。
論文は自分たちの研究内容を詳細にかつ分かりやすく、そして誰もが検証実験できる内容でなくてはなりません。そのため今まで行って収集したデータも、発表会では使用できなかったものの論文では細かに表記し、より濃厚なものとする必要があります。
学生達はすでに卒業研究発表会用の原稿を作成すると同時に論文原稿の下書きを作成していたようで、ベースとなる原稿を見ることができました。各先生がたからは詳細な修正指導が行われ、その都度個人で、あるいは集まって修正を検討し文書を校正したりデータ表記を分かりやすいように変更したりの作業を行っていました。しかし、あわてて作成すると誤字脱字の原因にもなりますので、時間のゆとりが少ないとは言え落ち着いて作成するよう指示を受けていました。
また、卒業論文には書式等のフォーマットが決まっていますので、これも確実に守るよう確認を怠らないよう注意を加えました。
卒業論文は卒業後も資料室に永久保管され、後輩達の卒研テーマ検討や類似研究の参考になります。それだけに今までの実験レポートとは違って、本当に気の抜けない作成作業となります。
くれぐれも提出期限に間に合うように、最高の論文を仕上げて欲しいものです。

by トトロ