レポート日とは?

今週水曜日に前期中間試験が終わり、昨日から通常授業が再開されています。幸いに本校では新型インフルエンザに罹った教員・学生はいません。今日は2年生の資源分析化学科、1年生の生命バイオ分析学科、医療からだ高度分析学科はレポート日でした。それ以外にも2年生の有機テクノロジー学科は機能性有機工学実験を行いましたが、こちらについては今までに何度かご紹介をしましたので、今日はレポート日についてご紹介をします。
レポート日とは、実験を行って作成したレポートを我々教員が確認をして、修正すべき点や説明を追加する点を学生に指導をして、指導された学生はその箇所を直しレポートを作成し直す授業です。通常、大学などでは実験・実習はありますが、レポート日というものはなく、提出したら提出したままで自分のレポートの悪い箇所は分からずに終わってしまいます。本校の場合はレポート日があるので訂正箇所が分かり、そのため、今後のレポート作成にも生かすことができます。学生たちは実験は好きですが、レポートを作成するのは嫌いな学生が多いのです。しかしながら、就職して仕事を始めると毎日レポート・報告書の作成をしなければなりません。また、その作成した報告書は作成した自分以外の人が読んで分かり易いものでなければ意味がありません。
本校の教育では毎日が実践教育ですので、2・4年後の卒業を目指して今から報告書作りの勉強をしています。今日の写真は、1年生のレポート日の風景です。どうですか?修正時の真剣な顔とやり遂げた後の達成感が表れているでしょ!

by バッテン