年内最後の登校日

今日は化学分析コースにとって平成21年の最後の登校日です。その年内最後の授業が1年生は定量分析実験、2年生は卒業研究と両学年とも実験であったのは、偶然とは言え化学の学校らしいですね。1年生の年内最後の実験は酸化還元滴定の実験でした。酸化剤の代表とも言える過マンガン酸カリウムを用いて鉄を定量する実験です。昨日1年生は技能検定の受験対策として定量分析の実技テストを行ったばかりでした。1年生にとって実技テストは初めての経験でしたので、緊張しながらも今まで習得してきた技術を見事に発揮してテストを終了していました。ですから今日の酸化還元滴定の実験は昨日の実技テストで自信がついたようで非常にスムーズに行っていました。担当のドラ一郎先生も感心していました。


2年生は、卒業実験でしたが1月に入ると論文発表に関する準備を行わなければなりませんので、実質今日が実験の最終日と言うことになります。あるグループは既に実験を終了しており、今日は発表に関する原稿作成を行ったり、今まで使用してきた実験器具やサンプル等の後かたづけをしていました。その他のグループも実験は行いましたが最終のデーターを得ることができたようで、実験の後片づけをしっかりと行っていました。



これで1年生も2年生もゆっくりと年末年始を送ることができると思います。化学分析コースの新年の授業開始は1月9日の土曜日からです。また全員元気な顔で登校してきて下さい。

by トトロ