上手くできるか?中和滴定。

今日の化学分析コース1年生は午後から基礎化学実験の日です。クラスは半分に分かれて薄層クロマトグラフィーの実験と中和滴定のグループで実験を行いました。
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中和滴定のグループは「お酢」の中の酸(酢酸)の量を測定しています。ビュレットという器具にはじめて触る学生もおり、このビュレットから少しずつ水酸化ナトリウムというアルカリ性の液体を出して、酸と反応させて丁度量がつり合う点を求めます。
最初は丁度つり合う点で反応を止めることが出来ず、液が濃いピンク色になってしまうことも多かったようですが、次第にコツがつかめ、丁度つり合う点(薄く色づいた点)で反応が止められるようになりました。
社会人の入学生の多い化学分析コースですから、難しいことから習うように思われがちですが、そんなことはありません。基礎からしっかり学んでいき、2年後には企業で通用するレベルまで成長してもらうのは平日コースと変わりません。
彼らが今後どのようにスキルアップしていくかが楽しみです。


by ドラ一郎