るつぼばさみでカニのポース

今日のボヤッキーは、1年生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の定量分析実験で鉄の「重量分析」の担当でした。「重量分析」とは簡単にいうと、目的物質の量を分析装置を使わずに、その物の重さを電子天秤で量ることで調べていく、という分析手法です。

では、どのように分析していくのかというと、実験を行なっている医療からだ高度分析学科のS君の様子を激写!その様子は、こちらですっ!

S君の実験台に白くて「恐竜の卵?」と一瞬見間違えそうなものがありますね。この「恐竜の卵?」のような物は「マッフル」と言います。そして、この「マッフル」の中には、重さを量っていく目的物質を入れる器である「るつぼ」が入っています(ちなみに、今日の実験ではまだ「るつぼ」の中には目的物質は入っていません)。

この「るつぼ」、操作の途中でガスバーナーで加熱されますので、非常に熱くなります。そんな熱い「るつぼ」を素手で触るわけにはいきません。そのために「るつぼばさみ」という少し変わった形をした はさみ を使って操作をしていきます。「るつぼはさみ」を持っているのは生命バイオ分析学科のM君です。カメラを向けて「はい、カニのポースとって〜」というと、ご覧の通り満面の笑みで「るつぼばさみ」と使って見事にピースサインをとってくれました(笑)

その横では、M君と同じ学科のNさんとY君が、「るつぼ」の重さを量りに来ていました。写真には写っていませんが、ちゃんと「るつぼまさみ」を使って操作しています〜。そこへ、2年生の卒業研究指導中のバッテン先生が現れて、写真とパチリ☆NさんとY君はピースサイン…というか、この写真で言うとじゃんけんのチョキ、一方のバッテン先生はじゃんけんのグー。この勝負はバッテン先生の勝ち!!なぁ〜んていう担任の先生と学生のやり取りが行なわれている楽しい実験室でした。

by ボヤッキー