アピール大作戦

今日も多くの1年生が登校していました。その様子をレポートします。


お昼過ぎ、教室を覗いてみると、Hくんが履歴書を前にして、自己PRを考えているところでした。


私が「やってるねー!」と声をかけると、「先生から見て、僕のアピールポイントは何だと思いますか?」と質問されました。すると私が答える前に、教室中の学生から、Hくんのアピールポイントについていろいろな意見が出てきました。

このような友人達からの客観的な意見は、Hくん自身を見つめ直すための材料になり、そこから自分を企業に売り込むポイントが見えてきたようでした。困ったときはお互い様で、協力する学生達の姿にちょっと感動したぽてとでした。


その余韻を残しつつ、資料室に行くと、こちらでも1年生が多数登校していました。


下の写真のAくんは、昨日の日記でも紹介されていましたが、自治会の副会長で、卒業式の当日には、写真係で世話をしてくれることになっています。

このAくんが履歴書の資格欄に記入する内容について確認して欲しいと、履歴書をもってやってきました。その確認は、すぐ済みましたが、その資格数は、専門学校生ならではの数でした。どのくらいかと言えば、履歴書には収まりきらないくらいの数です。実はこれ、本校でそれほど珍しいことではないのです。


本校では、授業がある期間に資格取得対策講座を別途開講したり、夏休みには「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任」「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」「有機溶剤作業主任者」の団体講習を受けたり、その他にも通常授業を受ける中で勉強できる工業英検や、ビジネス実務検定など、たくさんの資格が取れる土台があります。


これらをうまく利用することで、Aくんのように履歴書に収まりきれないくらいの資格を持つことが可能になります。
そして、これをひとつのアピール材料として、Aくんは、先日学校に求人を頂いた、誰もが知っている大手企業を受けるそうです。これまで培った知識と技術を存分にアピールして欲しいと思います。

いつも書きますが、我々教員は、全力でサポートしますよ!

By ぽてと