送り出す2年と、迎える2年!

いよいよ卒業式まで残すところ4日となりました。先週のブログの中では現1年生が卒業式や卒業研究の準備に力を入れていることを紹介しましたが、教員も卒業式や次年度の準備を整えて行っています。今日は、そんな教員の様子を少し紹介させていただきます。

■卒業証書
卒業式で卒業証書を受け取る瞬間、2年間苦労したことや、楽しかった思い出、達成感などを感じることと思います。そんな気持ちは学生だけでなく教員も同じことを感じます。本校の卒業証書はなんと、氏名、生年月日等かりめろ先生が手書きで書くのです。


100名を越える学生一人一人に思う気持ちは様々であり、そんな気持ちを文字に託し、今日かりめろ先生が書かれてました。校長先生とはいえ、入学時直ぐに行われた一泊オリエンテーションでは、2日目一緒に過ごされたり、1年間ビジネス実務Ⅰの講義を担当していただいたり、2年間の学生生活を思い出しながら筆を取られたことと思います。

教員と学生の距離が近い本校ならではの特徴だと思います。
ちなみに私が卒業した時の卒業証書にも、かりめろ先生の直筆で書いていただいてます。今でも思い出深いものです。

■新年度の実験準備
新しい年度を迎える準備も整えつつあります。今日は、学生が実験で使用する分析機器の営業に業者が来られたので、ドラ一郎先生、バッテン先生、あおひげ先生と共にその分析機器の説明を受けました。


従来の分析機器では出来なかったことが迅速にできるようになっており、説明を受けながら『さすが最新機器!!』と4人でうなずいておりました。その優れた機能はボタンを押せば簡単に操作ができ、その原理や機器の仕組みを理解せずに使用していれば、「分析化学者」ではなく、「ボタンを押す係」になってしまいます。ですので、本校の実験でこの分析機器を取り入れるのであれば、ボタンを押すだけでなく、その原理や仕組みを勉強させ、それらを理解した上で実験データを考察できる分析化学者を育成しなければいけないなと、改めて分析化学者にとって何が必要なのか思い返しました。

byせんぱい