技術・知識を積極吸収!&テニス大会出場!

昨日の化学実務駅伝を聴講した学生たちは自分たちが今、何をしなければならないのかをよく考える機会を得たようです。
その結果、本日の実験では学生一人一人が積極的に実験を行い、新しい技術や知識の吸収を行っていました。

↑2年生の実験風景です。
2年生の食品分析化学実験では、食品中に含まれる成分の分析方法を学びます。
この実験では、ワイン中の酸化防止剤の含有量の測定方法や牛乳に含まれるカルシウム量の測定、食品中に含まれるビタミンの定量方法を実験し技術を学んでいます。
これらの実験によって得た結果は食品などについている成分表の作成に用いられています。
このような一つ一つの分析技術の蓄積によって、自分たちが将来就きたい仕事に必要な技術や知識を学んでいます。


↑1年生は定性分析実験を行っていました。

有機テクノロジー学科2年のY君は昨年度出身校を訪問した時に高校3年生に学んだ先生に、「この学校であれば、短期間に自分の学びたい勉強が出来て、学んだ知識を活かすことの出来る企業に就職できる!」、「うちの学校の先生たちは授業・実験において、きめ細かく指導をしてくれ、いつも一生懸命に対応をしてくれる」、「この学校を選んでよかった!」と言っていたそうです。
そのような話を高校の先生に聞き、照れながらも私も今、出来ることをやらなければならないと感じた一日でした。

by バッテン

負けても、戦利品はたくさん!テニス夏季大会出場報告


今日は関西の専門学校生を対象にしたテニス夏季大会が開催されました。私アビーは実はテニス部監督をしており、引率にいってきましたのでその模様をご報告します。

天気は梅雨らしく、あいにくの雨。学生達のエントリーの時間にも小雨がぱらついていましたが、「これ以上雨脚が強くならなければ強行!」ということで、空とにらめっこしながらの実施となりました。

本校からエントリーしたのは、1年生2名。もちろん入学してまだあまり経っていませんから、コンディションも完全には整っていません。従って、この時期の大会に1年生が出場するというのは本校ではほとんど例がなかったのですが、今の自分を試すため、そして今後の目標を見定めるためにも、自ら出場を宣言しました。


結果は、というと、残念ながら、予選敗退となりましたが、そこで肩を落として終わる学生たちではありません。自分達の試合後は、他の選手の試合を観戦するだけではなく、他校の学生と交流をしたり、練習試合を申し込んで取り組むなど、試合に出場したこのタイミングに自分の成長を遂げるために時間を使っていました。
雨脚が強まり、途中で試合は中断、となりましたが、帰り際に学生たちに今日の感想を聞くと、1年生命バイオ分析学科K君は、「試合で負けた選手にそのあと練習試合を申し込んでしていましたが、点を取り返しましたよ!感覚が今日一日でたくさんつかめた気がします。めっちゃ練習したいです!はやく練習したい!」と嬉しそうに話していました。また、1年資源分析化学科のO君も、「次は8月末の大会だね。」と私が声をかけると、「はい!」とすでに前を向いている返事が返ってきました。
本校は分析化学者を目指す専門学校ですが、実は出場選手の中には、スポーツ系専門学校の学生が大変多くおり、決して楽ではないことが想定された試合でした。そこに果敢にチャレンジした学生たちは、その戦利品として新たな友情ややる気、目標などたくさんのものを手に入れたようでした。8月末の試合はもっと多くの学生たちが出場予定です。それまでしっかり練習を頑張ってほしいと思います。

by アビー