今日も元気で、考える夏休み

 夏休みに入り、学校は少しだけ落ち着いた様子となっていますが、学生の元気な姿が消えることはありません。

成長した証、内定です。

 昨日の日記でも紹介され、有機テクノロジー学科のWさんが内定を頂いたジェネリック医薬品の製造・研究を行っている企業に、もう一人内定しています。

生命バイオ分析学科のAさんです(上の写真右側)。教務室横のベンチに居たので、おめでとうと声をかけにいきました。左側に写っているは、一足先に内定を頂いている同じく2年生で生命バイオ分析学科のAくんです。Aくんは、鉄鋼や無機材料などの分析を行う企業に内定しています。

 内定通知書を持って、とても嬉しそうなAさん。「まさか自分が受かるとは!」というのが素直な感想のようです。彼女が1年生の頃、私ぽてとは1年生の副担任として毎日接していました。当然ですが、その頃から比べれば化学の知識や技術だけでなく、これから社会人になろうという人としての成長もしています。本人は気付いていないかもしれませんが、内定を頂いたということは、企業側から見て採用しても良いというレベルまで達していたということです。それに持ち前の明るさや元気の良さも後押ししたのだと思います。家が遠く、通学にも時間をかけながら毎日しっかりと通った結果が実り、本当に良かったです。さあ、これからは卒業研究も本格的に始まります。Aさんは、私の担当する卒業研究グループの一員なので、さらに活躍を期待して、実験でも良い結果が出せるように一緒に頑張りましょー!

学生の気持ちを受けとめ、一問一答

 今日は任意で集まった2年生を対象とし、校長のかりめろ先生による就職活動や就職した後のための特別授業が行われました。

 3時間以上にも渡る授業でしたが、学生の今の気持ちや考え方を聞いた後、これからは何が求められ、これからどのような人材が活躍できるのか、今の自分(学生)達はその中でどこに位置しているのかを分かりやすく説明されていました。参加した学生にとっては、これからの自分の就職に対する考え方を改めて見直す良い機会になったようです。今日参加した学生だけでなく、本校を卒業する学生が将来立派な分析化学者として世の中で活躍し、その知識と技術で日本を支えて欲しいと、写真を撮りながら感じたぽてとでした。