1年生の締めくくり:国内研修旅行出発!( 1日目)

 1年生は今日から国内研修旅行に旅立ちます!全行程で2泊3日の長旅となります。
 今年の研修旅行の行先は…

 九州です!!

 福岡県・佐賀県大分県の工場見学、観光を行います。

 朝、新幹線でいざ福岡・博多へ向かいます。新幹線を目の当たりにすると、いよいよ旅が始まるなー、と実感する、わたくしあおひげでした。

 車内も、乗り込んだ瞬間から楽しげな雰囲気に。目的地にはついていませんが、もうすでに旅は始まっています。

 博多についたら一路、「観光会館はかた」へ向かい、昼食タイム。

 博多といえば…、辛子明太子!この観光会館はかたでは、オリジナルの辛子明太子(?)も作れるそうで、昼食メニューの中にもおいしい明太子が!

 「もっとこの明太子が食べたい!」「やっぱりおいしい!」と大好評でした。

 博多名物に舌鼓を打ったあとは、一気に佐賀県に向かいます。
 向かうは「味の素 九州事業所」。味の素、といえば、日本人化学者の池田菊苗先生が発見したうまみ成分、グルタミン酸を主原料とした日本発、世界約130か国で愛用される調味料です。グルタミン酸は、私たちの体の約20%を占める「タンパク質」を構成する「アミノ酸」の一種です。

 そして今回見学する九州事業所の工場は、世界最大級のアミノ酸製造タンクを5基も有しているのだそうです。この九州、佐賀県から、世界の調味料の原料が製造されていることを知った学生たち。


アミノ酸を実際に「味見」させていただきました。アミノ酸それぞれの特徴を知ることができます。「旨味」だけでなく、苦いアミノ酸もありました…。

↑工場では「おみやげ」もいただきました!手前のパンダ模様の味の素は、この工場でしかもらえないミニチュアサイズ(左側の黒い物体が携帯電話、この小ささ、伝わりますか…)。中身にも本物の味の素が入っています。

 アミノ酸は食品だけではなく、サプリメントなどの健康食品、点滴などの医薬品、そして化粧品と、私たちに身近な、そして様々なところで活躍しています。
そうしたアミノ酸の歴史や性質を、ミュージアムや体験学習を通じて理解することができ、学生全員の視野が広がったようでした。


 そしてお世話になった工場を後にすると、今度はその工場に近い「吉野ヶ里遺跡公園」で観光タイムに入りました。出発時は雨が降ったり止んだりのあいにくの天気、だったのですがこの観光タイムに入った途端雨は止み、遺跡を満喫することができました。

ちょっと前まで雨が降っていたため、遺跡にもやがかかり、幻想的な風景を醸し出していました。

近代化学を結集させた工場を見学し、そして古代の日本に思いを馳せる一日となりました。

 今日のスケジュールはここまで!この後は大分県の「日田温泉」に直行し、一泊します。

 日田はお水がおいしいことでも有名なのだとか。水がおいしければ、もちろんご飯もおいしい!おいしいご飯を食べて、また明日以降も元気に工場見学、観光を回って、いろんなことを吸収してほしいと思います。

ツイッターも是非確認してみてくださいね。教員たちの実況つぶやきも見れますよ
http://twinavi.jp/account/detail/bunsekikagaku

byあおひげ