国公立大学への編入学を目指して!

昨日のブログで、新2年生の就職内定について紹介しましたが、昼休みに資料室を覗いて見ると、私も内定1号の後に続こう!と、今日も多くの新2年生が登校していました。

その中で、有機テクノロジー学科のNさんは便箋で手紙を下書きしては、それを自ら修正していました。Nさんは、公立大学への編入学(本校を卒業後、大学の3年次(場合によっては2年次)に入学)を目指していますが、今日 志望する大学の教授と面会する機会をいただき、手紙でお礼の気持ちを伝えたいとのことでした。

Nさんに今日の感想を聞いてみました。
『すごく勉強になりました。分析化学と関わりを持たない分野はゼロといってもいいほど幅広い分野、どこにでも役立つ技術であることが改めてよく解りました。脳機能の解明や、医療における診断、創薬の支援、生命の起源解明といった、医学や生命科学にも応用できる新しい分析方法の開発にも関心を持ちました。その中でも特に、多くの成分を同時に分析できるマイクロチップに興味を持ちました。』とのことでした。

Nさんは、本校で習得した技能を活かして、分析化学の手法を開発する研究を大学で行った後に就職する希望を持っています。大学への編入学試験は、それぞれの大学で実施されるため、国公立大学でもセンター試験を受験する必要もありません。普段の授業・実験がそのまま試験対策にもなります。今年度は、神戸大学理学部など、5名が編入学の希望を叶えています。分析化学の専門学校は本校以外にありませんので、就職はもちろんですが、編入学の希望を叶えやすいのも本校の強みだと思います。今年の夏頃には、Nさんの合格速報を紹介したいと思っていますので、頑張って下さいね!

by あずみ