今年の環境委員会、本日より始動!

・今年の環境委員会の活躍に期待!

 本校には、「環境委員会」という課外活動を行っていく組織があります。これは、「環境」と名前がついている通り、社会や企業の環境保全の取り組みについて自主的に勉強したり、そして環境保全、改善のために自分たちにできることは何かを考え、そして実践していくという主旨で組織されています。
 
 具体的な活動としては、近隣公園の清掃活動、工場見学などがありますが、最も大きなものは、「道頓堀川水質調査」です。実際に道頓堀川の水を自分たちで採取し、自分たちの手でその水質を分析します。何年も蓄積されたその水質データは、テレビや新聞などでも取り上げられて利用されるほどで、社会にも大きな影響を与えています。
(一番最近の水質調査の様子です→道頓堀川水質調査も今年度最終日 - 日本分析化学専門学校「せんせのブログ」
 また今年から大阪市主催の「エコアート」というイベントにも作品を出展するなど、常に「自分たちにできる事」を求めて、色々な試みにチャレンジしています。

(エコアートへのチャレンジ→それぞれの放課後&歴史は人の繋がりで作られる! - 日本分析化学専門学校「せんせのブログ」 ムンムン。でも、ほっこり。 - 日本分析化学専門学校「せんせのブログ」
 しかも、これらの活動がすべて、自分たち学生主導で行われていることが、最も重要なのです。

 そんな環境委員会についての説明と、その役員の募集、そして会長等の役職選出が、本日の昼休みに行われました。
新2年生の新たな会長となった資源分析化学科のYさん。彼女は今までこういった「グループの先頭」に立って、リーダーとして動いた経験がありませんでしたが、昨年一年間、先輩たちの活躍を目の当たりにして、自分も2年生になったら「リーダー」としてみんなを引っ張る役割にチャレンジしようと思うようになったということでした。

 そのほか、新1年生も多数役員に立候補し、今年度の新しい環境委員会の体制が整いました。今年も、色々なことにチャレンジし、有意義な課外活動を実践していってくれることを期待しています。

・医薬品業界に内定!身近な生活を支える仕事

 今日はうれしいニュースが入ってきました!医薬品業界への内定が決まりました!

 写真に写る彼(写真右側)は、生命バイオ分析学科2年生のH君。彼は高校卒業後に一度就職したものの、医薬品に携わる仕事を目指し、一度退職して本校に入学しました。他の学生よりも少しだけ年齢が高いのですが、そんなことは関係なくたくさんの友人ができ、そして実力を培ってきました。このように、学生みんなが「分析化学」という共通の目標、興味をもって学校生活を送っているため、すぐに友人ができるというのも本校の強みの一つ。学校生活を楽しみながら、そして最終的には自分の夢を叶える、という流れができており、彼はまさにそれを実践したということになります。医薬品の安全性を守っていく仕事につく予定になっているということで、これからさらにいろんな資格や勉強にもチャレンジしていくとのこと。これから、他の学生も続々と彼の後を追っていくことになるでしょう。その時が楽しみです。



byあおひげ