色が変わる!実験の面白さ

今日は1年生の「定性分析実験」を紹介します。
実験室では、資源分析化学科と有機テクノロジー学科の学生が
元気に実験を行っていました。

定性分析実験は、ある試料の中に含まれる様々な金属成分を、
これも様々な方法によって検出する技術を身につける実験です。
色んな試薬を加えたり、熱を加えたり、ろ過したりと、色んな操作を行います。

「前期の1年生の実験の中では、この定性分析実験の方が面白いと感じます。」
と答えてくれたのは有機テクノロジー学科のS君。

実験台の上には、カラフルな試料、試薬が並んでいます。
このようにカラフルな色変化や、沈殿が生じるなど、
実験操作によって大きな状態変化が見られるところがこの実験の一番楽しいところ。
「どんな金属成分が含まれているんだろう」
という疑問から、
「見つけた!こんな成分が含まれていたんだ!」
と気づき、驚きを感じることができます。

そして、実験室の各所では、教員を数名の学生が囲んでいました。
これは、今日行った実験の復習、そして次回行う実験の予習を確認しているのです。教員のいろんな質問に対して、考えながら何とか答えていく学生たち。
「(学生)えーと、あ!それは○○だと思います!」
「(教員)正解!」
予習復習というと、難しいイメージでしたが、
なんだかクイズみたいにみんな楽しそうに行っていました。
こうやって楽しく、実験、そしてその技術を学んでいってほしいですね。