自分たちでやるからこその充実感

こんにちは!ましおかです。

 6月11日に、「卒業研究」のPFD(プロセス・フロー・ダイヤグラム)が完成した2年生ですが、
本日は実際に使う器具や試薬について調べていました。ビーカー、ピペットなどの器具、
さらには様々な試薬等、何を使うのか、どこのメーカーの物を使用するのか、考えられる使用量は?
などなど作製したPFDに基づいて自分たちで調べていくのです。

こちらは、はすた先生が担当する、「環境に配慮したプラスチックの合成」をテーマで卒業研究を行うグループです。
はすた先生のアドバイスのもと、初めて手にする試薬カタログや実験機器カタログをじっくりと調べていました。

こちらでも、生命バイオ分析学科のN君とMさんが、同じように使用予定の試薬の品目と使用予定量の試算を行っていました。
「いつも使っていた試薬がこんなに高価だなんて。」と驚いていました。

本校の卒業研究では、テーマが決定した後も、このように自分たちで実験の準備や計画も行っていきます。
そういう経験を積むことによって、試薬の準備の大変さから、器具の大切さまで分かります。
そして器具の扱いが丁寧になり、試薬の扱いが丁寧になることによって使用量が少なくなり、
より環境にも優しくなります。
何より自分たちの卒業研究に愛着が湧くと思います。
また、この経験が将来会社に勤めた時に、自分自身で計画した実験の企画にきっと役に立つことだろうと思います。