大切なレポート日

二年生の有機テクノロジー学科の学生はレポート日でした。
実験を行った後、その内容と実験結果をレポートとしてまとめるのは、分析化学者としては大切な仕事の一つです。
レポート日には、学生たちは作成の際に気を付けなければならないことを我々教員から指導を受け、その後、学生たちは返却されたレポートを修正して再提出します。

↑ドラ一郎先生のガイダンス風景です。
私も大学生の頃は実験を行った後にレポートを提出していましたが、このようなレポート日は設けられていませんでした。
また、提出したレポートが返却されたことはありませんでした。
これだと、自分が提出したレポートの良いところも悪いところも分からずに、ただ単にレポートを提出しただけというものでした。
しかしながら、本校ではレポート日を設けていることで、学生たちは自分のレポートに欠けていた部分を知り、それを修正することができます。
そのため、本校の卒業生は就職した企業において、報告書作成の点においても高い評価を頂いています。

↑石川県出身のSさんです。レポートの修正のため、化学辞典を使って調べています。

楽しい実験とレポート日を通して、分析化学者としてのスキルを身に付ける学生たちを紹介しました。

by バッテン