国家資格技能講習最終日

先週の木曜日のブログから主に1年生を対象として3つの国家資格技能講習が本校の近くの会場で行われました。
3つの資格とは、「特定化学物質及び四アルキル鉛作業主任者技能講習」、「有機溶剤作業主任者技能講習」、「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習」です。
これらの技能講習は人気があるために、通常、受講を希望しても数カ月待たないと受講することができないのですが、本校の学生の場合は例年、夏期休暇中に本校の学生のみで団体で受講させていただいております。
今日はその国家資格技能講習の最終日でした。
朝、会場に私が到着すると学生達は「おはようございます!」といつも通り元気よく挨拶をするかたわら、真剣な表情で資格のテキストを見て、勉強していました。
そう、最終日の今日は、「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習」の蘇生技術と測定技術を実地で学ぶ日でした。
この資格は本校を卒業し社会に出てから、企業で仕事をしていく中で自分だけではなく、作業を共にする仲間の安全を守るためにも重要な資格で、今日はその実技講習の日だったのでいつもに増して真剣な表情で予習していたのです。

↑蘇生方法を学んでいる学生の姿です。

硫化水素濃度の測定方法を学んでいます。

ちなみに、先日本校に訪れた卒業生も1年生の夏期休暇中にこの資格を受講し、資格を取得したことで、企業に入社してからすぐに資格手当をもらうことが出来て良かったと喜んでいました。

2週間後には今回受講した技能講習の3つの合否通知が学校に届くことになっています。
受講した学生全員が合格していることを願いつつ、結果が今から楽しみな私でした。