明日は年に一度の国家試験日!

週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、化学分析の知識・技術が修得でき、平日の学科と同様に
2年間で卒業できる(卒業と同時に取得可能な国家資格も全員が取得できる)化学分析コース。
このコースは定員20名の少人数制で、技術職への転職や再就職、現職におけるスキルアップや、
国家資格の取得、事業の拡大などを目的とした社会人や大学生が、全国各地から通学しています。

今日は、実験のない座学のみの一日。学生たちは実験が大好きなので、登校時や
CT(コミュニケーションタイム)などでも、少し元気がなさそうに見えました。

さて、明日(10月7日)は国家資格「公害防止管理者」の試験日。この資格は、
法律で定められた工場において、公害防止に関する技術的な事項を管理する人を
言い、有資格者から選任することが決められています。技術的事項には、排水や
排ガスの分析等も含まれており、分析化学者が環境保全分野で活躍できる一つの
事例といえます。難易度が大変高い資格ですが、人気のある資格です。年に一度
しかない試験、化学分析コースの学生も明日は2割程度の学生が受験しますが、
前日の放課後の教室を少し覗いてみました。

[,w275] [,w275]

受験する学生は、明日の試験に向けてラストスパートです。参考書や問題集、
また「環境化学(本校の授業科目の1つ)」のノートを開いて勉強していました。
あまり邪魔をするといけないのですが、2年生のMさん(左上の写真)からは、
『この公害防止管理者試験に向け、問題集は2〜3回、繰り返して解きました。
水質処理装置など今でもイメージしにくいものもありますが、明日は自分を
信じて頑張ります。この試験が終われば、環境計量士(濃度関係)の試験に
向けて準備を始めます。良い問題集があれば教えて下さい。』とのこと。

これにはビックリしましたが、先ずは明日の試験でベストを尽くして欲しいと思います。
残り時間は僅かですが、最後まで頑張って下さい!環境計量士の受験対策は、明日以降、
しっかりとアドバイスしていきますよ!!

by あずみ