自分で考えることの大切さ。

2年生の卒業研究もスタートし、1ヶ月あまりが過ぎました。卒業研究では学生が数名のグル
ープに分かれ、テーマに合わせて実験をしてディスカッションを行います。その成果を2月に実施
される卒業論文の発表会で報告します。

写真は2年資源分析化学科のMくんです。
Mくんたちのグループは、自分たちの身近な河川の水を採取し、その水の成分を分析し、その水が
どの程度汚れているかを調べています。

Mくんに今日の実験で何をしているかを聞くと・・・
「水の中に含まれているリンの量を測定するための前処理を行っているところです。ホットプレー
トで加熱のあとは1年生の時や2年生の前期に行った実験方法を使って分析を行います。」と現在
行っている実験を説明してくれました。


また、ほかの部屋では有機テクノロジー学科の学生がディスカッションしている様子が見られまし
た。

彼らは、私パスタの卒業研究のグループです。
写真左のKさんは「これまでに測定したデータの解析中です。今までの実験と違い、自分たちで
作った未知なるものを測定しているので解析を行うことが楽しみです。」と卒業研究の醍醐味を
語ってくれました。
卒業研究はグループ内で1つのことを作り上げていくものです。自分たちで考えながら何か結論
を出すことは卒業研究のみならず社会人としては必要な力になります。研究は思い通りに進まな
いこともあると思いますが、諦めずに結果を追い求め、発表時には胸を張ってプレゼンをして下
さいね!