大学編入学合格おめでとう!

本校では、ほとんどの学生が就職をするのですが、中には大学編入学を希望する学生もいます。
先日も有機テクノロジー学科のNさんが国立高知大学編入学が決定しましたが、
(その時のブログはコチラです→http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20121005/1349477911
本日も生命バイオ分析学科2年生のSさんが近畿大学理工学部の3年次編入学に合格しました♪
私は彼女の卒業研究を担当しており、今日は2人で大喜びしました。

そもそも就職ではなく、どうして大学編入学という道を選んだのか聞いてみると、
「実は、最初は本校卒業後は就職を考えていたんです。
 でも、学校の授業や実験で化学をベースに環境やバイオ関係の分野など、
 いろんなことを学ぶうちに、とっても楽しくなってきて、
 もっといろんなことを勉強したい!と思うようになりました。
 そして、ゲノムから環境まで生命の全体像を解き明かす
 遺伝子系、機能分子系、細胞組織系など幅広い分野について学べる学部を探しているうちに、
 近畿大学理工学部にたどり着いたのです。」とのこと。

入学当初は化学に対して少しの興味しかなかった彼女は、入学後にその楽しさを知るようになり、
好きになり、もっと勉強したいに変わり、夢の実現に至ったようです。

ちなみに、大学編入学の受験勉強にあたり、どんな勉強をしたのか聞いてみると、
「正直なところ、編入学だけの何か特別な勉強はしていません。
 やったことと言えば、とにかく学校で学んだ『基礎化学』や『有機化学』などを中心に
 総復習をコツコツとやったことです。
 普段の授業や実験が編入学でも大いに役立ちました!」とのことでした♪

そう言えば、学部は違いますが、近畿大学工学部に編入学していった
OB(資源分析化学科24期卒業のK君)が今年の三月に来校してくれていました。
彼は近畿大学卒業後、広島大学大学院に進学、そしてその後、
インプラントなどの歯科材料に使われる材料に関する研究開発の企業に内定しました。
内定の決め手は、大学でのスキルではなく、「本校で身に付けたスキル」だったそうで、
詳細はコチラ↓のブログで紹介しておりますので、是非ご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20120330/1352107099

話は戻り、今回編入学が合格したSさんは、大学卒業後、どのような進路に進むか分かりませんが、
上記のK君のように本校を卒業したことによって得られた
「大学生にはない実社会で通用する強み」
を活かして、いずれは社会で活躍して欲しいと思います。
とにかく、おめでとう!
これからは、全力で卒業研究に取り組んで下さい。期待しています(笑)!