いつもと違う実験室

夕方に実験室を訪れると、学生達が熱心に乳鉢でなにかを磨り潰していました。
よくFT−IRの実験で見かける光景なのですが、よく見るとなにか違います。
氷砂糖を磨り潰しているのです。話しを聞いてみると、今日の卒業研究の実験は
片付いたので、明日本校で行われる実験会の準備の手伝いをしてくれていたの
でした。

また別の場所では1年生が一生懸命るつぼを焼いています。「こんな時間まで
まだ実験が終わってないの」と聞くとこちらも片付けに入っているとのこと
でした。

M君に聞くと「実験中にるつぼについたススをバーナーで焼いてきれいにして
いるんです」とのことでした。今日で定量分析実験の実験操作は今日で終わり
です。まだ実技試験やレポート日は残っていますけど、後期半年間使用した
器具類は次年度に向けてきれいに片付けておかなくてはなりません。
きちんと整理してくれた1年生達、ご苦労様でした。


by ドラ一郎