先輩から後輩への指導、受け継がれる伝統

今回の道頓堀川水質調査は、今年度の最終回で、春に分析化学者として本
校から旅立っていく最高学年の学生にとって、最後の調査となります。
そのため、今回の調査は道頓堀川の水質調査だけでなく、先輩から後輩に
調査の技術を伝授する目的もあります。


 ↑ 後輩を指導するM君(一番右の学生:資源分析化学科2年)
 
 上の写真は、2年 資源分析化学科のM君が後輩に水質調査の方法を指導し
ている様子です。教えている先輩も話を聞いている後輩もとても真剣でし
た。指導後、M君に道頓堀水質調査の感想を聞いてみました。

 M君は、「道頓堀川水質調査は、学校生活で楽しい活動の一つでした。初
めて参加した時は、何をしたらよいか全く分からず、先輩にいろいろ指導
してもらいました。そのおかげで、自分の実力が向上したと思います。ま
た、この活動で分析することの楽しさも感じることが出来ました。」

「今回は最後なので、これまでの経験を1年生に伝えることが出来ればと思
います。」と言っていました。

 最後には「4月からは、志望していた水質調査を行う企業での分析
の仕事が始まるので楽しみです。」と嬉しそうでした。