応用力を実社会で活用

今年、3月に有機テクノロジー学科を卒業したHさんが学校に来てくれました。

現在、Hさんは工業用接着剤の品質管理をしています。
Hさんは品質管理において、毎日、開発部署の人が作った素材が設計通りの性能を示すかどうかを
チェックする仕事をしているそうです。
入社して約4ヶ月目ですが、今では品質管理を一人で任されており、日々の仕事にやりがいがある
と言っていました。
その品質管理では、2年生時の前期の機能性有機工学実験の実験テーマの1つであった
「発泡プラスチックの開発」で修得した技術を使用しているそうです。
2年生の時には、面白い、楽しいと思って実験してきたことが、就職してから役に立っていると聞き、
当時、担当した私としても喜ばしい限りでした。
また、Hさんは卒業研究、就職指導の両方において私(バッテン)を担当として選び、日々、
相談や連絡に来ていました。
楽しいばかりの内容では無かったと思いますが、その時に乗り越えた壁が今の仕事で
とても役立っていると言ってくれました。