時は移ろって・・・卒業アルバム個人写真撮影

夏本番!という天気が続く中、つい先日、お隣の京都府では祇園祭が最大の盛り上がりを見せていました。
ここ大阪天満橋も夏らしいイベントが迫ってきています。

そのイベントとは、祇園祭と併せて「日本三大祭り」の一つでもある、天神祭です。
7/24(水) 〜25(木)に実施されるこのお祭りのメイン会場は、本校のすぐそば。
ですから、この2日間は、本校の周りは全国から観光客が押し寄せ、出店がズラッと立ち並び、
大変な盛り上がりを見せることになります。
(その時の様子は過去のブログをご覧ください。)

開催まであと一週間となり、学校の周りも少しずつその準備が進められています。

(左の写真はちょっと分かりにくいと思いますが、橋の手すりの上に、電球を取り付ける準備が進められています。)

こういった風景を見ると、「ああ、今年もこの季節がやってきたなぁ」と思う
日本分析化学専門学校の教職員そして学生たちですが、
今日はもう一つ、季節の移ろいを感じる出来事がありました。

この3月に卒業予定の学生を対象とし、卒業アルバムの個人写真撮影があったのです。


こちらは昼休みの「コミュニケーションルーム」の様子。

いつものようにランチを食べ終わった学生が教員に質問をする傍ら・・・

一角では写真スタジオに様変わり!
学生たちは照れつつも、いい笑顔をカメラに向けていました。

皆いい笑顔でしたが、その中でもピカイチの笑顔の学生を発見!
写真の資源分析化学科Nくんは、つい昨日、希望企業から内定を頂いたのでした。

彼は、入学時より環境に携わる仕事をしたい、という夢があり、
就職もその分野を希望していました。
内定をいただくことができた企業では、水処理や環境分析を行う予定であり、
まさに「夢叶った!」という喜びがあふれた笑顔を見せてくれていました。
彼は社会人経験を積んでから本校に入学したのですが、
「30歳を超えていることもあり、入学には正直ちょっと勇気がいりまいた。
 でも、入学してみれば周りの10代の学生とも違和感なく馴染むことができ、
 たくさんの友人を作ることができました。日々楽しく、そして充実しています。」
とのこと。経歴・年齢様々でも、同じ志しを持った仲間同士、
切磋琢磨しながら学校生活を送っていることが伝わるコメントをくれました。

そしてこちらの女学生は・・・生命バイオ分析学科のKさん。

(個人写真撮影の様子が撮れなかったので、以前に撮らせてもらった写真です。)
彼女は卒業後はそのまま就職するのではなく、大学の3年次に編入する「大学編入学」を
目指していたのですが、この度合格!
実はまだもう一つの大学についても結果待ちだそうですが、まずは1校合格!おめでとう!!
「入学当初から大学編入学を目指していました。この学校では講義で学んだことを
 実験を通して実践的に理解できるので、一つ一つの操作の意味も考えながら取り組むことができ
 理解が深まりました。この2年間でしっかり技術や知識を修得し、
 さらに大学に編入してからはそれらをもっともっと深めていけたらいいなと思っています。」

そんなやる気に満ちた学生たちの笑顔を見守っていたのは
私だけではありません。
担任の先生はもちろんのこと、その他の先生も入れ替わり立ち代りやってきて
感慨深げに彼らの様子を見ていました。
こちらの大きな背中は・・・担任のバッテン先生です。あれ、早くもちょっと寂しそう?
(卒業まではまだ半年以上ありますよ!笑)

同じく担任のましおか先生。

学生がリラックスした笑顔を出せるよう、
絶妙なチャチャを入れつつ、「もうそんな時期なんですね」とポツリ。
彼らとの残りの時間をどう充実したものにしてあげられるか、いろいろと頭を駆け巡らせているようでした。

撮影をしている2年、4年の担任以外の先生方。

ミジンコ先生は、「顔を見ていると、とても充実した学校生活を送っているんだなぁということが
伝わってきて、自然とこちらまで顔がほころんできます(笑)。
卒業後もアルバムを見て、その当時の楽しかった思い出をたくさん思い出してほしいなァと思います。」
と話しておられました。

笑顔と笑い声と、ちょっと感慨深い気持ちが満ちた撮影会場でしたが、
いわばここは大きな節目!
彼らと過ごせる残りの時間が実感されますが、
まだまだ私達教員は学生たちに「教えたい!伝えたい!」という
技術や知識、思いが山ほどありますので、残り半年ちょっと、しっかり受け止めてくださいね!

byアビー