次の飛躍に向けて!!

引き継がれる環境委員会の心と技術

昨日のブログでもご紹介いたしましたが、
環境委員会は本校の課外活動の1つで、
南天満公園など学校周辺の清掃活動、
校内でのプルタブやペットボトルキャップの回収活動、
実験器具の整理など、色々なボランティア活動を行っています。
また、10年間継続して行っている「道頓堀川水質調査」も
中心となって取り組んでいます。

先日は次年度の中心メンバーとなる班長を決める
打ち合わせがありましたが
(先日の引き継ぎの様子はこちらから)
本日は、「道頓堀川水質調査」を取り仕切る
水質班の引き継ぎが行われました。

今回は、1年生からの質問に上級生が回答するという形で、
具体的な手順などの引き継ぎが行われました。

まず、資源分析化学科2年のM君から、
実験テキストを参考に、手順を説明がありました。
そして、分からないことがあれば、
質問するように促したところ、
資源分析化学科1年のS君から
「次回の道頓堀川水質調査から、
新たにプランクトン採集が調査項目に加わりますが、
採水と同時にできるでしょうか。」といった質問が出るなど、
1年生から活発に質問があり、上級生が丁寧に答えていました。


実験テキストを見ながら、手順の確認中です。
上級生の説明を1年生が真剣に聞いていますね。


1年生は教わったことを、自分たちで確認しています。
上級生は個別の質問にも丁寧に対応していました。

さらに、1年生から出てきた質問以外にも、
過去に出た質問と答えを1年生に伝え、
次のリーダーとして委員会を引っ張っていけるように導いていました。

4年間環境委員会を続けた医療高度からだ分析学科4年生のF君は、
「自分も1年生の時に上級生が話すことに対して、
自分たちで調べることで勉強になりましたし、
自分たちの間違いに気が付けるようになると嬉しかったです。
1年生自身も調べることや意見を出すことで、励みにも自信にも繋がり、
環境委員会全体も良くなると思います。」
と次の中心メンバーに向けてエールを送っていました。

伝統ある環境委員会の活動を
より一層活発にしていって下さいね。

より身近なコミュニケーションルームを目指して!

本校の課外活動は環境委員会だけではありません。
図書委員会もあります。
図書委員会は、学生が主体となって、
コミュニケーションルームの本の整理や
パソコンの管理などを行っています。

本日は、図書委員会の中のアンケート班が、
コミュニケーションルームの使い方についての
アンケートの内容を話し合いました。


みんなで活発に意見を出し合って、質問項目を検討中です。

図書委員会では年に数回、
コミュニケーションルームの使い方や
購入してほしい本などについてアンケートを行い、
それを基に、どのようにしたらより使い易くなるか、
利用したくなるかを考えます。

有機テクノロジー学科1年のH君は、
「自分たちの活動がどのように評価されているか、
気になります。
良い評価なら嬉しいですが、
悪い評価だったらどうしようと気になります。
しかし、悪い評価も受け入れて、
図書委員会の活動をより良くしていきたいです。」
と気合が入ったコメントをくれました。

みんなにとって、より身近なコミュニケーションルームを
期待しています。

卒業研究の中間発表を振り返って

実験棟では、生命バイオ分析学科2年生が卒業研究をしていました。
卒業研究の班の中には、昨日の卒業研究の中間発表会で、
すでに発表を終えた班もありますが、
そのような班は、今日から新たなスタートを切っています。

昨日の発表を聞いた教員や学生からのコメントを
今後の研究に活かすために、まずは整理します。

整理した意見を基に
次に向けた打ち合わせを
担当教員と行います。


ましおか先生の班が熱のこもった打ち合わせ中です。

そして、反省事項や
次に向けた指針を
早速、実験に反映します。


実験結果を見ながら、実験指導中です。

こうして、一歩ずつ
分析化学者としての姿勢を
学んでいきます。

最後の晴れ舞台である
卒業研究発表会に向けて
前進していきましょう!

by みなと