意外な試験科目&国立循環器病研究センターでの研究&文系でも楽しく

えっ!そんな科目が試験に?

今日から後期中間試験が始まりましたので、
試験会場にちょこっとお邪魔しました。

次の試験はビジネス実務という1年生の科目で、就職活動はもちろん、
社会人として一般的に必要なマナー、たとえば挨拶やそれに伴うお辞儀の仕方、
言葉遣い、身だしなみなどが今回の試験範囲。

授業中は、体で覚えられるように発声やお辞儀の練習を行いますが、
こうした科目が単なるマナー講座で終わるのではなく、
本校では必須修得科目と位置づけられているところが特徴です。
そして、最後にこうした筆記試験で締めくくりというわけです。
また、試験の点数が悪ければもちろん再試験となるので、
体と頭でしっかりと身に付くようなカリキュラムとなっています。

1年生もそろそろ就職活動に向けて本格的にスタートする時期になってきました。
今まで学んだことを活かして早期内定につなげてほしいですね。

ちなみに、授業中の様子について、過去のブログでご紹介しておりますので
気になる方はこちら↓をどうぞ。
http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20131002

吐いた息だけで腸内環境が分かる!?〜国立循環器病研究センターでの研究〜

試験終了後は、ほとんどの学生が明日の試験勉強のために早々と帰っていきましたが、
2年生の生命バイオ分析学科の教室を覗くと残っている学生もちらほら。

教室に入って真っ先に目についたのが、パソコンを囲んで
何かを話し合っているOさんとHくん。

来週の水曜日に卒業研究の中間発表があるので、その準備をしているとのこと。
研究内容についてOさんに尋ねると、
「体内環境、特に腸内の善玉と呼ばれる微生物がどれくらい活躍しているか?
 ということを、ヒトの呼気(吐いた息)から出るあるガスの成分濃度によって、
 分かるような分析方法の確立を目指しています。
 この方法が確立すれば、採血などをしなくても、採取袋などに息を吐き出し、
 それを測定するだけで生体内の何らかの異常が発見できるという、
 患者さんにより負担のない、新しい簡易検査方法として
 病院などで利用されることが期待できます。」とのこと。

続いて、Hくんから、
「僕たちの研究では、まずは、同じ人が白米と玄米を食べたときに
 どれくらいそのガスの濃度が異なるのかということを測定しています。
 ちなみに、僕はそのデータを得るための被験者の一人で、
 測定日の前の晩は絶食して、朝に白米だけをおかずも何もなしに約1.8合食べて、
 その日一日を過ごし、僕の吐いた息を測定していってるんです(笑)。」
という衝撃の研究状況が(笑)!!

Hくんの他にも3名ほどの被験者がおり、
自分の体内環境がそのまま卒研のデータになるということで、
大変そうだけれど、なんだかとっても楽しそうに話してくれました。

なお、彼らは国立循環器病研究センターにて医師にアドバイスを頂きながら
そちらの装置もお借りして研究を進めているため、H君は、
「学校の先生以外の先生、しかも医師の方から直接アドバイスを頂く機会があって、
 いつもたくさんの刺激を受けて帰ってきています。大変貴重な経験だと思っています。」
ということでした。
来週の中間発表が大変楽しみですね。

文系出身だけど・・専門分野の授業は面白いんです!

一方、こちらは何やら楽しげに談笑している仲良し三人組。

聞けば、明日の中間試験の試験勉強をしているとのこと。
(一部ご飯を食べていますが(笑)。。。)
後期に開講されている科目の中で、どんな授業が面白い?と尋ねると、

Mさんは、高校の時に行った生物の延長線上にあるものなので『植物生物代謝学』
が面白いとのこと。ちなみにこの科目は、担任の先生でもある「ましおか先生」ご担当。
一方、UさんとHさんは『遺伝子工学』が面白いということでした。
理由は、授業を聞いていて「へぇ〜。なるほどぉ〜。」と思うことがたくさんあって
楽しいということでした。

しかし、実はHさんは高校時代はもともと文系で、
将来は心理学を学びたいと思っていたのですが、なぜか本校に入学。
そして、香りに関する製品を取り扱っている企業にすでに内定が決まっています。

なんで、本校に入学したのか気になりますよねぇ。
そんな方のために、高校1,2年生限定ではありますが、とあるイベントを行います。

その名もズバリ!
【在校生が語るスベシャルオープンキャンパス
 開催日時 11月24日(日)14:00〜16:30
(前列一番左がHさんです。)

当日は、Hさんから直接プレゼン形式でみなさんに高校時代に考えていたことから
本校に入学した経緯、そして学校生活のお話など、くわしくお伝えします。
彼女のように、文系でも「楽しい!」と思えたり、「早々と内定を獲得できる!」という
本校での学校生活について聴きたい方はこちらのイベントにご参加ください!
Hさん以外にも学生たちが皆さんのご参加を楽しみにお待ちしています!
彼らからのメッセージはこちら↓
 

また、詳しい申し込み方法などはこちら↓をご参照ください。
http://www.bunseki.ac.jp/event/special_13.11.24.html

byすくろーす