休み時間も有効活用!

週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、化学分析の知識・技術が修得でき、平日の学科と同様に
2年間で卒業できる(卒業と同時に取得可能な国家資格も全員が取得できる)化学分析コース。
このコースは定員20名の少人精鋭で、技術職への転職や再就職、現職におけるスキルアップや、
国家資格の取得、事業の拡大等を目的とした社会人や大学生が、全国各地から通学しています。

平日の学科・コースに続いて、化学分析コースでは昨日から中間試験が
始まりました。ただ、このコースに在籍する学生のほとんどが、平日は
社会人として勤務していますので、試験も一日に多くの科目を実施せず、
約一ヶ月の期間をかけて、無理のないように実施しています。昨日は、
一年生・二年生ともに一科目の試験がありましたが、今日はその試験も
実験・卒業研究もなく、落ち着いた一日となりました。

休み時間や昼休みに校舎を回ってみると、学生たちはそれぞれの時間を
有効に活用しています。次週の中間試験に向けて復習する学生や、資格
取得に向けて勉強する学生、一息ついてティータイムとする学生等々。

その中で、パソコンでのデータ入力作業に没頭する様子に遭遇しました。
2年生のT君です。2年生は今、卒業研究を進めていますが、今までの
研究結果を一度まとめ、一緒に研究を進めているクラスメートや担当の
先生等と今後の方針について確認し合う機会を設定しています。平日の
学科・コースは「中間発表」という形式で、プレゼンテーションも実施
していますが(→先日の「中間発表」の様子はこちらをご覧ください)、
化学分析コースは週末開講のコースですので、時間的な制約も考慮して
「中間レポート」の作成と提出に形を変えて実施しています。T君は、

『いくつかある研究目的の中で、思うように進んでいない内容があり、今後どのように
 進めて行くのか思案中です。中間レポートの提出は来週が期限ですが、方向性などを
 検討する上でも指導担当の先生には今日提出したいです!』と、頑張っていました。

1年生の昼休みは、このように皆で食事をする様子が入学当初から続いています。今日は、昨日の
中間試験について皆で振り返っていました。殆どが社会人というコースですが、クラスメートとも
皆仲良く、色々な情報を共有し合って学生たちは学んでいます。少人数制のコースなので、平日の
学科・コース以上にアットホームな雰囲気です。来週も中間試験が実施されますが、体調には気を
付けて、準備を進めてくださいね!

by あずみ