今日のチャレンジが将来にきっとつながる!

第97回工業英語能力検定(工業英検)の実施

今日は、
本校にて第97回工業英語能力検定(工業英検)の試験が
行われました。
最近急に気温が下がりましたが、
本校学生たちも、寒さに負けず、
本試験にチャレンジしていました。


(工業英検を受験する学生)

工業英語能力検定とは、
科学技術情報のコミュニケーションに必要な
英語能力を問う文部科学省後援の公的資格です。
『工業英語』は、
本校の授業カリキュラムに含まれており、
取得を奨励する資格の一つです。

今回は1・2・3・4級の試験があり、
本校の約40名の学生も、外部の方と一緒に受験しました。

このチャレンジが将来にきっとつながる!

下の写真の1年 有機テクノロジー学科のYさんとTさんは、
4級を受験しました。


(YさんとTさん)

「授業で勉強した単語も、試験に出ました!
『工業英語』の授業が役に立ちました。」
と話していましたが、
いまいち結果に自信はないとのこと。
彼女たちも含め、
受験者の中には元々英語が得意、というわけではなく
むしろ苦手という人も多くいます。
しかし、彼女たちはその苦手を克服するために、
この資格試験にチャレンジしています。
彼女たちの今日のチャレンジは、
きっと将来に繋がるチャレンジになると思います。

これからも、様々な壁を超えるために、
チャレンジしてくれることでしょう。


こちらは3級を受験した1年の生命バイオ分析学科のSさんと
医療からだ高度分析学科のKさん。
さすがに、
「4級より難しかった!」
と話していましたが、
力は出し切れたようです。
一つ一つこうやってステップアップしていくことで、
力が付いていきます。
この頑張り、取り組みが、
近い将来に行う就職活動にも活きてきます。
これからも、着実に、
ステップアップしていけるように、
我々教員もサポートしていきます。

日々の結果の積み重ね -道頓堀川水質調査-

実験棟では、昨日に引き続き、
道頓堀川水質調査」の実験が行われました。

今日の実験は、
昨日道頓堀川でサンプリングした川の水に
どれだけの一般細菌や大腸菌群が存在するかを
コロニー数のカウントにより測定しました。
コロニーとは、
細菌、大腸菌などの微生物が増殖して
目に見えるようになっている状態のものです。
もし、河川水に一般細菌や大腸菌が含まれていると、
コロニーが発生します。
細菌、大腸菌が河川水に存在すると、
その河川は泳ぐことのできない水質であると判断できます。

学生が手にしている丸い容器は
シャーレと呼ばれ、サンプルが入っています。
写真の学生達は何か見上げた感じですが、
みんな真剣にコロニーが発生しているかを確認しています。



(コロニーをカウントする学生たち)

今日も2年生が一生懸命1年生に操作方法等を教える姿が、
随所に見られました。
そしてその成果もあり、
1年生達も2年生に交じって
テキパキとカウントを進めていきます。
その姿を見ると、とても頼もしくも感じます。

昨日、今日そして次週にも調査は引き続き進められます。
先輩・後輩が一体となって取り組んできた
道頓堀川水質調査の結果は、
日々少しずつ積み重ねられていきます。
最終的な調査結果の出る日がとても楽しみですね。


byあおひげ