春は間近、もうすぐ卒業ですが・・・
発表準備完了!!
春期休暇中の教室を覗いてみると、2年資源分析化学科の学生たちがポスタ
ーを作成していました。
彼らは大阪湾再生プロジェクトに参画している『大阪湾のアマモ生息域
の底質(海の底の砂)分析』の卒業研究班です。この研究は、本校の学生だけ
でなく、企業、NPO、他の専門学校と共同し、一大プロジェクトとして5年
間取り組んでいます。
先日のブログでもお知らせしましたが、平成26年3月2日(日)に大阪市立
自然史博物館で開催される『どないすんねん!大阪湾』というイベントに参
加し、これまでの研究成果を発表します。
『どないすんねん!大阪湾』の詳細は以下↓の通りです。
日時:平成26年3月2日(日)10時〜17時30分 (『アマモ』班の発表は10時10分頃です。)
会場:(大阪市立自然史博物館ネイチャーホール(大阪市東住吉区長居公園内))
定員:200名(事前申込制)
参加費:無料
詳細は、http://www.kkr.mlit.go.jp/plan/suishin/finalevent.pdfで。
発表を控えた彼らに意気込みを聞いてみると、
「卒業研究の成果をイベントで発表することが出来るので、嬉しいです。」
「卒業が近いですが、班のみんなと集まって楽しく準備しています。」
「研究の成果は今年だけのものではなく、先輩たちの頑張りがあってのこ
となので、発表を頑張りたいです。」
「発表を聞いて下さる方に環境に興味を持って欲しいです。」
など、発表に向けて熱い想いを語ってくれました。
↑ 発表はポスターとスライドで行います。発表に向けて班員でスライドの
最終確認をしていました。
・2年間の思い出は?
さらに、卒業が近い彼らに2年間の学校生活の思い出を聞いてみると、
「入学したときは、授業についていけるか・・・と少し不安でしたが、
実験や授業で、分析化学の知識を基礎から学ぶことができました。」
「なんといっても一番の思い出は卒業研究です。実験が好きで入学したの
で、2年間の締めくくりとして行った卒業研究はとても楽しかったです。」
「卒業研究は単に楽しかっただけではなく、いろんな機器を扱うことがで
き、充実でした。」
など、いろいろな思い出を聞くことが出来ました。
上の写真は、彼らが入学したての頃の基礎化学実験の様子です。
入学したての頃は、名前や使い方も分からない実験器具や機器が多く、ぎ
こちない様子で扱っていた彼らですが、2年間の学生生活大きく成長し、立
派になりました。その成長を発表で大いに発揮して欲しいです!!
バイオ技術者認定試験に合格!!
嬉しそうな笑顔で下の写真に写っているのは、生命バイオ分析学科2年生
のMさん。
彼女が手にしているのは中級バイオ技術者認定試験の合格証です。この
資格は、日本バイオ技術教育学会が実施する認定試験であり、遺伝子組み
換え技術や細胞融合技術、生物などの利用技術、それらの安全管理に関す
る知識を証明するものであり、バイオ分野の分析化学者として活躍する上
では取得しておきたい資格です。
Mさんは社会人になるまでに、できる限りのスキルアップをしておきた
いということで、中級バイオ技術者認定試験をチャレンジしたそうです。
Mさんは「頑張りが合格となって嬉しいです!」と笑顔で語ってくれまし
た。さらに、「春からの仕事に向けて、春休みの間に2年間で学んだことを
復習しておきたいです。頑張ります。」と楽しそうに話してくれました。
Mさんは4月から製薬会社での分析化学者として社会人デビューします。
彼女は入学時に描いた自分の夢を実現しました。Mさんをはじめ、卒業す
る学生たちも春期休暇を有効に活用して、最後まで気を緩めず目的意識を
持って行動しているようです。
4月からは様々な分野で分析化学者として旅立ちますが、社会人になって
も頑張って欲しいと思います。
【お知らせ】
土日に開講している化学分析コースは、先週で本年度の授業は終了したた
め、土曜日・日曜日はブログの更新はありません。
次回の更新は3/3(月)です。お楽しみに。
By Mac