平成26年度 一泊オリエンテーション 学生同士の距離が縮まった一日

今日は平成26年度一泊オリエンテーションの一日目でした。

本校に入学した1年生も3週間目に入り、本格的に授業・実験が始まっています。
友人も出来つつありますが、まだまだ顔見知りになっていない同級生もたくさんいます。
その中で、この一泊二日のオリエンテーションが行われました。
この一泊二日のオリエンテーションの目的は、「学生同士」、「学生と教員」との距離感を縮める。
「本校に入学した目的」を再確認し、その目的に向かって進むスタート地点とする。
色々なことにチャレンジし、自ら行動する大切さを知る。
これらのことを目標として、一泊二日のオリエンテーションを実施しています。
一泊二日のオリエンテーションの中では様々なイベントが用意されており、
そのイベントの中で学生達は目標を達成しようとします。

場所は昨年度と同様に大阪市信太山野外活動センターです。

10時の集合時間に向けて学生達が元気に歩いてきました。

10時の点呼の後には、入所式が行われました。

ここでは、かりめろ校長先生から一泊オリエンテーションの目的について説明があり、
2日間の過ごし方を再確認しました。

その後、レクリエーションを行いました。
レクリエーションでは、自分の自己紹介を通して、まだ知らない他の学生を知ることを
目的として行いました。

その中には罰ゲームもあり、我々担任と一緒に「かえるの歌」を歌った学生もいます。
その後、このレクリエーションの感想を聞いたところ、「色々な人と話をすることができた」、
「友人が増えた!」、「とても楽しかった!!」という学生がいました。

昼食をはさみ、午後からはグループワークを行いました。

↑昼食中の風景です。

グループワークでは、学生が十名単位のグループに分かれ、
自分の将来の夢を周囲の学生に伝えるとともに、他の学生の将来の夢を聞く機会がありました。

積極的に自分の将来の夢を語る学生達の姿が見られました。

グループワークの後は、飯盒炊爨を行いました。
ご飯を炊くのとカレーを作ったのですが、薪を使っての調理が初めての学生もおり、
開始した時は右往左往していました。
しかしながら、時間が経つにつれてグループで協力して段取り良く、調理を行えるようになりました。
このイベントの最大の盛り上がりは、カレー大賞の審査です。

学生達が作ったカレーを我々担任、校長が味見をさせてもらい、真剣に採点を行いました。
学生が作ってくれたカレーの中には、びっくりするような美味しいものもありましたし、
同じ食材を使ってここまで変わった味になるのかというものもありました。
学生が作ってくれたカレーを感謝の気持ちで食べさせていただきました。

↑採点中の教員です。

飯盒炊爨の後は理事長のご講演を聞かせて頂きました。

理事長のご講演では、江戸時代から今までの化学の変遷についてご紹介いただきました。
歴史上の人物の名前が次々に出てきて、学生達は興味津々な様子で聞き入っていました。
自分達がこれから学ぶ化学・バイオの先人たちの苦労・努力を知り、
学生達は今まで以上に化学に対する熱意が深まったようでした。

理事長のご講演の後には、自由時間として学生同士で体育館を使用して、バレーボールを行ったり、
バスケットボールを行ったり、卓球をすることでスポーツを通して学生同士の距離感を埋めていました。

もちろん、バレーボールの得意な「せんぱい先生」はバレーボールに参加していましたし、
中学生の頃に卓球部だった「はんなり先生」は学生と卓球をして、盛り上がっていました。

また、スポーツだけではなくミジンコ先生と学生達は会話で距離感を詰めていました。

学生達にとっては、今日一日で自分の原点に立ち戻り、気持ちを新たにできる一日でした。
また、クラスメイトのことも知ることが出来たとても貴重な一日であったと思います。
我々、担任としてもクラスの学生の今まで知らなかった一面を知ることができた一日でした。

明日、一日も元気に前向きに取り組んでいきましょう。

by バッテン