卒業研究の始まりはPFDから!!

 今日は保護者懇談会が開催されましたので、授業・実験はお休みでしたが、
コミュニケーションスペースではたくさんの学生が登校していました。


↑ コミュニケーションスペースの様子

↑ 卒業研究班で机を囲んで。

 上の写真は2年生です。一つの机を取り囲んで何やら話し合っていました。
何をしているのか聞いてみると、後期から始まる卒業研究に向けて卒業研究班
PFDという書類を作成しているとのことでした。

 PFDとは、プロセスフローダイアグラム(Process Flow Diagram)の略称で、
実験の流れのフローチャートに試薬の使用量、エネルギーの消費、廃棄物の
発生など環境への影響をまとめたものです。
 本校ではISO14001を取得していますので、卒業研究も単に実験のフローチャート
や実験計画だけでなく、環境への影響も考えて実験計画を立てています。


 上の写真の卒業研究班に進み具合を聞くと、

「それぞれ分担して卒業研究に向けて調査をして来たので、今日はその結果
を話し合っています。PFDは担当の先生に添削して頂きながら作成して、今は
最後の仕上げをしています。あともう少しなので頑張ります。」
と言っていました。また、
「単に研究をするのではなく、環境への負荷も考えなければとPFDを作成する
上で感じました。試薬やエネルギーを無駄しないように心がけます!!」とのことでした。

 後期から始まる2年生の卒業研究はもう始まっており、班員同士で
ディスカッションをしたり、卒業研究指導の先生に相談したりしながら研究を
進めています。グループで卒業研究を行う経験は、将来、社会に出てから
チームで仕事をする際に役立つことでしょう。

保護者懇談会2日目開催

 昨日に引き続き保護者懇談会の2日目が行われ、約70名の保護者の方々が
出席されました。

 保護者懇談会では、担任から学生の学校での様子をお話しするだけでなく、
保護者の方から学生のご家庭での様子などもお話して頂き、教員と保護者の間
で連携を取りながら学生の将来の進路について一緒に考えさせて頂く大変貴重
な行事です。

 本日ご参加頂いた保護者の方々からもたくさんのコメントを頂きましたので、
その一部をご紹介します。

・ 生命バイオ分析学科1年生の保護者の方より
「家では大人しめなので、学校ではどうしているかと心配だったが、委員会
活動も積極的に参加していると先生から聞いて嬉しいです。」

有機テクノロジー学科1年生の保護者の方より
「毎日学校で何をしたかをしてくれます。友人もたくさん出来て安心して
います。大学受験に失敗して本校に入学したが、担任の先生を中心にしっかりと
指導して頂いているので、入学させて良かったと思っています。」

・資源分析化学1年生の保護者(本校の卒業生)の方より
「勤務先で日本分析化学専門学校の卒業生は戦力になる、技術力はピカイチ、
分析機器や器具の扱いも大学卒に負けていないと評判が良いです。子供も同じ
学校に通うこととなり、家でも日本分析化学専門学校の話で盛り上がっています。」

・ 生命バイオ分析学科2年生の保護者の方より
「大学時代は何も考えずに就職活動をして社会人になったので、仕事も長く
続きませんでした。退職後にこの学校に通い2年生になった今、就職活動を
していますが、いろいろと先生に相談にも応じてもらい、本人が本当に行きたい
仕事を目指すことができているので良かったです。」

・ 生命バイオ分析学科2年生の保護者の方より
「地元を離れ、大阪で一人暮らしをしています。時々、本人からも就職活動を
している話を聞きますが、実際にどの程度就職活動をしているのか分からなか
った。保護者懇談会で先生から状況を聞き、積極的に動いていることが分かっ
て安心しました。」

 以上のように、本校にとって大変嬉しいコメントを頂きました。
今後もご期待を裏切らないよう、保護者の方と連携をとらせていただきながら、
学生たちの将来の夢を叶えるためのフォローをしていきたいと思います。

 次回の保護者懇談会は7月18日(金)に行われます。保護者の方のご来校を
お待ちしております。

By Mac