化学を仕事にする楽しさとやりがいとは?

本日、来られたのは、
岸和田市立産業高等学校の3年生の生徒の皆さん15名と、
校長先生を含めた引率の先生6名です。

一般社団法人大阪府専修学校各種学校連合会の事業である、
「OSAKAジョブミュージアム」という職業・仕事の体験イベントの一環の
「職業体験バスツアー」で本校に来られました。
「OSAKAジョブミュージアム」とは、
大阪全体をミュージアムに見立て、大阪府下にあるたくさんの
専門学校を会場として、様々な職業体験をしてもらおうというものです。
そして、いろいろな仕事があることを知り、自分にピッタリの職業に
就くための進路を考えてもらうことを目的としています。
本校でも、毎年多くの生徒さんに「分析化学者」の体験をして頂いております。

さて、生徒さんは、早速、白衣に着替えて頂き、
今日のスケジュールを説明しました。

人生で初めて白衣を着たということで、
気分は既に化学者!
スタートからテンションも高くなっておられました。

そのテンションのまま、実験室に移動して
3つの実験をして頂きました。
目の前で見る物、触る物、そして、起こる現象が、
これも人生初の体験ということで、かなり興味を持って
取り組んでおられました。

一緒に来られた引率の先生方も、同じように実験に夢中という
様子でした(笑)。

また、いろいろな分析機器も見学頂きました。

そして、最後には化学講演をすくろーす先生が行いました。

講演では、
「身近なところにも化学が、たくさんあふれていること」や、
「そもそも分析化学って何?」、
「学んだ技術や知識が生かせる仕事って何?」というような
内容で、生徒さんたちも興味深く聞いておられました。

今日の実験会を終え、生徒さんには、とても喜んで頂き
満足も頂いた様子でした。
わずか数時間ですが、終えた感想をアンケートに書いて頂きました。
一部ですが、紹介したいと思います。
 ・すごい楽しませてもらいました。ジュースのDNAは大事にします。
 ・予想と全く違った。学べて良かった!!
 ・実験が楽しかった。
 ・化学の力がすごいと思った。
 ・化学についてもっと知りたいと思った。
 ・進路をとりあえずで決めずに、よく考えて将来を決めないといけないと思った。

などなど、化学を楽しんで頂けたようです。
また、進路については、既に決めている方も多くおられましたが、
しっかりと考えようという気持ちを持って頂けたようで、
目的も果たせたように思います。

この経験を生かして、今後の学校生活を有意義に送って頂ければと思います。

By ぽてと