保護者懇談会&第44回 道頓堀川水質調査最終日

今年度の保護者懇談会は6月と7月の2期に分けて行われていますが、
本日は保護者懇談会の第1日目が行われました。

 梅雨時であいにくの天気でしたが、
1〜4年生合わせて約70名の保護者の方が懇談会にお見えになりました。

 保護者懇談会では担任から学生の学校生活、授業や実験の取り組む
姿勢などをご報告させていただくとともに、学生の将来の進路について
保護者の方と一緒に考えさせて頂いています。

 また、学校の教育・指導方針を保護者の方に理解して頂く機会でも
あり、保護者懇談会は大変貴重な行事です。

 わたくしMacも3年生と4年生の医療からだ高度分析学科の担任として
保護者の方と懇談をさせていただきました。

たくさんの貴重なコメントを頂きました!

保護者懇談会で保護者の方より頂いたいくつかのコメントをご紹介
させていただきます。

「楽しそうに学校へ通っている姿をみるのは、初めてで驚いています。
家族みんなで喜んでいます。日本分析化学専門学校に通い始めて人が
変わりました。」

「周りの友達からも良い影響を受けているようで、少しずつ大人になって
いるように感じています。本当にこの学校に入学させて良かったと思っています。」
 
「大学受験で失敗し、浪人生のときは表情も暗く元気もありませんでした。
日本分析化学専門学校へ通ってからは将来の目標もでき、少しずつ表情も
明るくなってきました。」

「就職活動が今後どのように進められるのか心配もありましたが、
今日先生と直接お話しさせていただき、この先のことが分かって
安心することができました。」

など、とても嬉しいお言葉を頂きました。


 保護者の方より頂いた言葉を心に留め、これからも教員一同、皆さまの
期待を裏切らないよう、学生たちの夢を実現する手助けをしていきたいと思います。



道頓堀川水質調査最終日! 先輩から後輩へ受け継がれる技術と知識!!

保護者懇談会で授業はありませんでしたが、実験室では環境委員会の
学生が活動をしていました。環境委員会は学生の課外活動の一つであり、
学生が主体となり活動をしています。


 今日は、大阪の繁華街にある道頓堀川
(阪神ファンが優勝時に飛び込んだことで有名な川です)の
水質調査の最終日で、水の汚染を表す指標であるBODの測定と
顕微鏡を使って川の水に棲息する微生物の観察が行われました。


 2年 資源分析化学科のI君は、すっかり慣れた様子で顕微鏡で
サンプルの水の中にいる微生物の観察をしています。


↑ 微生物の観察をしているI君

頼もしい先輩に指導を受ける1年生!!

今回の水質調査は今年度一回目なので、1年生は2年生の先輩から
いろいろ技術や知識を伝授してもらっているようです。


↑ 今日行う実験の流れを1年生へ説明するM君(2年 資源分析化学科)


↑ 実験機器の使い方を説明中

 BODの測定では「ビュレット」というガラス器具を用いて滴定操作を行います。
実験をしていた1年生は最初、緊張気味でビュレットの
操作をしていましたが、先輩のアドバイスもあって最後には自信を
持った様子でスムーズに実験を行っていました。


↑ 技術は先輩から後輩へ

 道頓堀水質調査に参加していた1年生の感想を聞いてみると、
「環境に興味を持っており、実験技術を向上させたいので、
道頓堀川水質調査に参加しました。参加してみると楽しかったです。
水質調査で先輩からいろいろ指導やアドバイスしてもらい良かったです。」
と言っていました。

さらに、
「頼もしい2年生のように私も頑張りたいです。」
と、これからの意気込みを語ってくれました。

 一方、2年生の学生たちは、
「水質調査に初めて参加した1年生の時は、実験のコツが全く分からなかったのです。
道頓堀水質調査で先輩に指導して頂き、徐々に自分の力がついていきました。
2年生となった今、その経験を活かして1年生を指導することができています。
しっかりと1年生に技術を伝えていきます。」
と言っていました。


 実験を行っている学生の姿から、道頓堀川水質調査の伝統を垣間見る
ことができました。今回の水質調査のデータは、後日ホームページで紹介する予定です。
過去のデータをご覧になりたい方は以下のURLをご覧下さい。

http://www.bunseki.ac.jp/dotonbori.html

 環境委員会は、道頓堀川水質調査の他に学校周辺の清掃活動、
環境イベントへの出展など様々な活動をしています。
その様子についてはまた、本ホームページで紹介したいと思います。

By Mac