少しずつステップアップ!〜卒業研究〜

 
コミュニケーションルームでは、後期から始まる卒業研究に向けて
準備をしている学生が大勢いました。
卒業研究では、これまでに学んできた知識や技術を復習し、
より理解を深めると同時に研究の進め方などの仕事で役に立つ
実用的なスキルを学びます。

上の写真はミジンコ先生の卒業研究班が
文献調査の報告会を行っているところです。
卒業研究テーマは「大阪城の堀および道頓堀川水質調査」です。
それぞれが調べて分かったことを発表し合うことで、
情報を共有しています。
資源分析化学科2年のSくんは、日本下水道史を調べ、
過去に行われた廃水の処理の仕方を発表しました。
昔は、今では考えられないような、自然に悪影響を及ぼす方法で
廃水が処理されていたそうです。
その年代のある数値は、今と違って非常に高く、一同が驚愕していました。
その他にも、有害物のモニタリングについてや大阪城の堀の構造まで、
様々なことを調べ、グループで協力して知識を増やしていました。

資源分析化学科2年のTくんは、
「調べることがたくさんあって大変ですが、楽しいです!頑張ります!」
と楽しんでいる様子でした。


また、実験棟では、においに関する卒業研究の準備として、
嗅覚が正常かどうかを判定する「嗅覚検査」を行っている
学生たちがいました。

初めて行うので、ドキドキしている学生もいれば、
楽しんでいる学生もいました。

また、臭気判定士をとりたい学生は、より一層真剣に取り組んでいました。
臭気判定士については、こちらをご覧ください。)

卒業研究では、授業で触れなかった知識や技術にも出会えます。
皆で協力して、楽しみながらいろいろなことを経験してもらいたいと思います。
 
byかえる