情報検定(J検)でビジネススキルを確認しよう!

6日のブログで「ビジネス能力検定 ジョブパス」の試験が本校で実施された
ことをお伝えしましたが、この他にも本校では「工業英検」や「技能士化学分析)」
化学分析の技術を証明する唯一の国家資格です)などの資格試験が実施されます。
本校の在校生や卒業生にとっては、日頃の授業や実験で慣れ親しんだ教室や実験室が
試験会場となるので、安心して受験することができるメリットがあります。

さて、本日は文部科学省後援「情報検定(J検)」の試験が本校で実施されました。
情報検定とは、パソコンの利用者に求められるデータや情報等の処理や活用の能力を
総合的に評価する資格試験です。
学生たちが目指す「分析化学者」は、実験で得た分析結果のデータを適切に解析、整理
して、最終的には報告書にまとめるため、パソコンのスキルも大切です。

また、学生たちは、日頃の実験・実習や卒業研究の中で情報収集、レポートや発表要旨
の作成、発表のためのスライド作成などでパソコンを利用します。
そのためにも、データや情報等の処理や活用の能力を磨くことは重要です。
この検定試験は、そんな日頃の成果を確認する場でもあります。

本日は1〜3級の試験があり、本校の学生が受験しました。


3級の受験を終えた学生たちです。

学生たちに感想を聞くと
『ビジネス実務(就職に向けて社会人基礎力を養うための授業)という授業の中で、
パソコンの基礎力を確認する試験がありました。このことをきっかけに、それまでは
手書きだった実験のレポートを、パソコンで作成するようにして、少しずつパソコンの
スキルを身につけてきたことが、役に立ちました。』
『手応えはあったのですが、勉強に用いた問題集と傾向の異なる問題も出題された
ので、合格しているか少し不安です。』
などと話してくれました。


2級を受験した有機テクノロジー学科の2年のFくん(右)と1年のTくん(左)です。

2人にも受験後に感想を聞いたところ、Fくんは
『これまでの実験でのレポート作成や、先日行われた卒業研究の中間発表会の準備で、
日頃からパソコンを利用してきた経験が役に立ったと思います。手応えはあったので、
結果が楽しみです。』
またTくんは
『過去問題を見て、専門用語など分からないことも多くあったので、本日の試験に
向けて勉強しました。勉強した内容が試験に出たので、思っていた以上にできたと
感じています。』
とコメントしてくれました。

最後に行われたのが1級の試験でした。

今回、1級を受験した生命バイオ分析学科2年のKくん(上の写真の学生)は、
前回の受験では合格に手が届かなかったため、再挑戦です。

そんなKくんに手応えを聞くと
『今回こそはと、本日の試験に向けて準備をしてきました。そのおかげで、前回
よりも、手応えを感じることができました。ぜひ、合格したいです。』
と答えてくれました。

資格試験は、自らのスキルを高めるモチベーションとなります。
これからも、このような機会を活用して、様々なスキルを高め、
頼れる分析化学者へと成長していってくださいね。

まずは、本日試験を受けた皆さんの合格を祈っています!

by みなと