献血ボランティア〜少しの勇気が命を救う〜

皆さんは献血をしたことがありますか?
日本では、毎日約3,000人もの患者が
怪我や病気のために輸血を受けています。
しかし、輸血に必要な血液は人工的に
つくることができないだけでなく、長期保存ができません。
そのため、患者さんに安定的に輸血するには、
皆さんの献血へのご協力がたくさん必要になります。
献血は命をつなぐための身近なボランティアなのです。

本校では、年に2回、学校を献血会場にして、
学生と教員が献血ボランティアを募り、
一斉に献血できる日があります。
(6月の献血の様子はこちら



6月に実施した時と同じように、
今回も講義棟の7Fに器材やベッドが運び込まれて、
献血ルームができあがりました。

 

下の写真は、有機テクノロジー学科2年のNくんとぽてと先生です。
談笑しながら笑顔で献血しています。
2年生以上の学生は、何度も協力してくれているので、
余裕のピース、慣れたものです。

生命バイオ分析学科1年生のYさんは、
「6月を含めて、今回2回目です!」
と、前回の献血をきっかけに参加していました。
「自分の血液が、人の役に立つのが嬉しい」とのこと。
この献血に参加してくれた学生は、
これからも参加してくれるのだろうなと思うと
私も嬉しくなりました。

献血する前は、多くの学生に“怖いな”とか“痛そう”と
献血に対する恐怖心があったようですが、献血後には
「ちょっと痛いなと思っていたら、あっという間に終わりました。」
「結構楽しかったです!」
と笑顔で帰っていく人ばかりでした。
「注射は苦手ですが、少しでも社会貢献がしたくてきました。」
と言う学生もいました。
そのちょっとした勇気が、近い将来、誰かを救うことができるんですね。
そう思うと、心が温かくなりました。

協力してくれた皆さん、ありがとうございました!


by かえる