分析化学者の卵からヒヨコ、そして鶏へ!

■まだまだ卵です!

今日から春休みですが、1年生はこの時期からそろそろ就職活動を行います。
その前に、進路についての相談や面接時のアピールの仕方などを
先生に時間を取ってもらって相談を行う『ミニ面談』という制度を設けています。
春休みに入った今日から早速、生命バイオ分析学科1年生のS君が
担任の ぽてと先生を訪ねて登校してきました。

滋賀県から通学しているS君は、これまでに就職関連行事に欠席がちであった自分を
振り返って、気持ちを切り替え、製薬会社などを中心とした企業への資料請求を含め、
これから頑張っていきたいということを自ら語っていました。

話を聞いている ぽてと先生も、S君の宣言に嬉しそうにアドバイスをされていました。
明日以降もこうした風景が本校にあちこちで見られることになります。
まだまだ卵の1年生でした。


■ようやくヒヨコ!

1年生がこれから頑張っていこうとする中、先週末に無事卒業研究発表会を終えた
2年 資源分析化学科のE君が、担任のミジンコ先生を訪ねて登校してきていました。
彼は、入学前の体験入学で私が面談したので、入学前から希望していた
電池関係の仕事に就職が出来たということで、私も一安心です。

彼にこれからの抱負を聞くと、次のように答えてくれました。

「就職はあくまでも一つのスタートだと思っています。
 正直、本当に僕に務まるのかどうか心配ではありますが、
 これからが勝負だと思っているので、精一杯頑張っていきたいと思います。」

就職決定がゴールと捉える学生もいる中、彼がこのように語ってくれたことに、
彼の大きな成長を感じ、大変うれしく思いました。

担任のミジンコ先生とともに、「これから頑張るぞ!」という意志を
ガッツポーズで示してくれました。
ようやく卵からヒヨコになりかけている2年生でした。


■ヒヨコからぼちぼち鶏に!?

在校生が担任の先生にこれからの意気込みを語っている中、
卒業生が学校に遊びに来てくれました。
来てくれたのは、3年前に卒業した30期のY君。(写真右から2番目)
当時の担任が ぽてと先生ということで、またまた ぽてと先生出動!(写真右端)
それにつられて せんぱい先生も出動!(写真左端)

彼は、総合的に水事業を展開されている企業に就職し、水質の分析を行っています。

「仕事をする上で在学中に学んだことが非常に役に立っています。」

ということで、彼もヒヨコからぼちぼち鶏になれる様子を感じ取れたのと、
私も含め、先生方も本校での2年間のカリキュラムに改めて自信と誇りを持てました。
またこうして学校にも遊びに来て近況を聞かせてくださいね。

byすくろーす