頼もしい先輩から後輩に実験技術を伝授
2月10日から行われている道頓堀川水質調査。
今回の道頓堀川水質調査は平成27年度の最終回で、
今春、分析化学者として本校から巣立っていく
最高学年の学生にとって、最後の調査となります。
そのため、今回の調査は先輩から後輩に
水質調査の技術を伝授する目的もあります。
今日は水質調査の2日目で、
道頓堀川から採取した川の水の検査を行いました。
検査の項目はBODと呼ばれるものや一般細菌や大腸菌群数の検査、
川の水に生息する微生物の観察です。
今日からは水質調査の実験がはじまるので、
2年生の先輩たちは指揮を執り、実験を効率よく進めていました。
その中で、2年生の先輩は1年生の後輩へ実験指導しており、
頼もしい限りでした。
1年生は先輩からいろいろ技術や知識を伝授してもらっており、
伝授してもらったことをしっかりノートに取り
技術を教えている先輩も教わっている後輩もとても真剣でした。
本日の活動終了後、今回の調査が最後となる2年生に感想を聞いてみました。
「道頓堀川水質調査は、学校生活で楽しい活動の一つでした。
初めて参加した時は、何をしたらよいか全く分からず、
先輩にいろいろ指導してもらいました。
そのおかげで、自分の実力が向上したと思います。
また、この活動で分析することの楽しさも感じることが出来ました。」
「今回は最後なので、これまでの経験を1年生に伝えることが出来ればと思
います。」と言っていました。
道頓堀川水質調査は残り数日ですが、
先輩から後輩に技術がしっかりと受け継がれているようです。
明日以降も水質調査が続きますが、
その様子は本ブログで紹介していきます。お楽しみに!
By Mac