命を救う献血ボランティア

本校では、年に2回、献血ボランティアを実施しています。
本日の献血は、今年に入って1回目の献血ボランティアです。
今回は、その様子をご紹介します。

毎日、多くの患者さんが輸血を必要としており、
献血は命をつなぐための身近なボランティアであることは
皆さんご存知だと思います。
しかし、気にはなっているものの、
献血ルーム献血バスって、入るのに少し勇気が要りませんか?
本校で実施する献血は、普段授業を行っている馴染みある教室に
器材やベッドが運び込んで行うため、リラックスして参加することが出来ます。

見慣れた部屋で行うこともあり、
毎回多くの学生が献血に協力してくれます。
もちろん、教職員も参加しています。
下の写真は、問診を受けているミジンコ先生です。

問診のあとはメディカルチェックを受けます。



ちょっと不思議なポーズを決めている人がいますが、
看護師さんを笑わせようとしているわけではありません。
手先指先の痺れをチェックしているのです。
問題がなければ、献血を行います。

下の写真は1年生命バイオ分析学科のKさんとせんぱい先生です。
なんだか楽しそうです^^

こちらの満面の笑みでピースをしている資源分析化学科のKくんは、
実は献血が苦手なんだそうです。
今回、思い切って協力してくれました。
どうですか?と聞いてみると、
「ちょっと痛いけど、大丈夫です」と良い笑顔で答えてくれました!

昨年度から協力してくれている2年生は、
今回で3回目の学生もいました。(写真トップ)
「誰かの役に立てると思うと嬉しい」
「意外と献血って楽しい」
「次回も参加します!」
という声が聞こえてきました。

今回、約3分の1の学生が協力してくれました。
赤十字血液センターの方からは、
「路上で献血を行った場合、参加してくださる方は10名の時もあります。
このように多くの学生さんが協力してくださって、本当に嬉しいです。
 これをきっかけにして、若い世代が今後の医療を支えていって欲しいと思います。」
とおっしゃっていました。

高齢化が進み、手術や治療などでこれからもっと血液が必要になってきますが、
医療技術がどんどん進歩している現在でも、人工的に血液を作るのは
難しいといわれています。

将来、日本の社会を化学で支えようとしている彼らですが、
これを機に、献血という方面からも医療を支えていってくれると嬉しいですね。

協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました!


By かえる