内定!憧れの研究職に!

今日は嬉しい内定報告です。
2年有機テクノロジー学科のEさんが、金属メーカーの研究職として内定しました。

内定した企業は、アルミニウムを扱う日本でもトップシェアの企業です。
身の回りには多くのアルミニウム製品があり、皆さんおなじみの缶ジュースの容器やアルミ箔、
車や飛行機のボディーや部品、パソコンのハードディスク、薬の錠剤を包装するものなど、
様々なところで使われています。
この企業では、アルミニウム製品の元となる長い板状の製品から
それぞれ加工したものまで、幅広く生産されています。

Eさんは、本校に入学したときから、
将来は化学の知識や分析の技術を活かして研究職に就きたいと考えていました。
研究職に就くには、大学を卒業していないといけないのでは?
と考えていた彼女は、一時期大学編入学も検討しておりましたが、
本校を卒業すれば研究職にも就けるということを、企業の求人票を見てようやく理解し、
こちらの企業に応募することにしたのです。
応募した後に、会社説明がありましたが、企業の中を見学させて頂いた際には、
多くの分析機器があり、想像以上に多くの分析をされていることを知り
「ここで働きたい!」と強く思うようになったと言います。
特に、アルミニウムと聞いた当初は、無機化学の分野のように感じていましたが、
有機化学の知識を必要とする分析もされており、
学校で学んだことを活かしていけることも分かったとのことでした。

Eさんは、入学当初から何事にも好奇心を持って取り組んでおり、
課外活動にも積極的に参加してきました。

特に環境委員会では役員として後輩を引っ張っていく存在になり、
入学当初から見ていた環境委員会の顧問をされている
せんぱい先生(1枚目の写真右の男性)も、内定を心から喜ばれ、
「初めから環境委員会の中でも前向きに取り組んでいた学生でしたが、
 気持ちだけが空回りしているところもありました。
 でも、いろいろな経験をして、実験技術だけでなく、
 人間力も身についてきているように実感しています。
 そのような点も今回の内定に繋がっていると思います。」
とコメントされていました。

将来は、たくさんの分析技術を身につけて、
立派な分析技術者になってくれるものと期待しています。

おめでとー!

By ぽてと